「あれ?なんだか最近、ひざが重たい…」そう感じること、ありませんか? ひざに水が溜まると、ズキズキしたり、曲げ伸ばしがしづらくなったりして、本当に困りますよね。朝は空気が澄んでいて気持ちがいいから、ウォーキングでもしようかな、と思っても、ひざが痛むとどうしても億劫になってしまいます。かく言う私も、若い頃はテニスに夢中だったのですが、最近はひざの調子がイマイチで…。
この記事では、専門家の方に教えていただいた、ひざに水が溜まる原因と、自分でできる対処法について、わかりやすく解説していきます。難しい専門用語はできるだけ使わず、親しみやすい言葉で説明していきますので、ぜひ最後まで読んで、ひざの悩みを軽くするヒントを見つけてくださいね!
ひざに水が溜まるってどういうこと?
そもそも「ひざに水が溜まる」というのは、医学的には「膝関節水腫(しつかんせつすいしゅ)」と呼ばれる状態です。ひざの関節の中にある滑液という液体が、通常よりも多く溜まってしまうことを指します。
この滑液は、ひざの関節の動きをスムーズにする潤滑油のような役割を担っています。また、関節への衝撃を和らげるクッションのような役割も果たしているんですよ。ところが、何らかの原因でこの滑液が過剰に分泌されてしまうと、ひざに水が溜まってしまう、というわけなんです。

(図:ひざ関節の構造。滑液包の位置を確認しましょう。)
ひざに水が溜まる原因を探る
では、一体どんなことが原因で、ひざに水が溜まってしまうのでしょうか? 主な原因をいくつかご紹介します。
1. 変形性膝関節症
ひざの軟骨がすり減ってしまう病気です。加齢とともに起こりやすく、軟骨がすり減ることで関節に炎症が起こり、滑液が過剰に分泌されることがあります。
2. 関節リウマチ
免疫系の異常によって、関節に炎症が起こる病気です。炎症によって滑液が過剰に分泌され、ひざに水が溜まることがあります。
3. 半月板損傷
ひざの関節にある半月板という軟骨が、スポーツや事故などで損傷してしまうことです。損傷した半月板が炎症を引き起こし、滑液の分泌を促すことがあります。
4. 靭帯損傷
ひざの関節を支える靭帯が、スポーツや事故などで損傷してしまうことです。靭帯損傷も、炎症を引き起こし、滑液の分泌を促す原因となります。
5. その他の原因
上記以外にも、痛風、感染症、腫瘍などが原因で、ひざに水が溜まることがあります。また、原因不明の場合もあります。
「私は夕方派。理由は、午前中は体がまだ動きにくいから」という方もいるかもしれません。ひざに違和感があると、ますます動くのが億劫になりますよね。でも、原因を知って、適切な対処をすれば、きっと楽になるはずです!
自分でできる!ひざの水の対処法
「ひざに水が溜まっているかも…」と感じたら、まずは自分でできる対処法を試してみましょう。ただし、痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、早めに専門家にご相談くださいね。
1. 安静にする
まずは、ひざを安静にすることが大切です。無理な運動や、長時間立っていることを避け、できるだけひざに負担をかけないようにしましょう。
2. 冷やす
炎症を抑えるために、ひざを冷やすのも効果的です。氷嚢や保冷剤をタオルで包み、15~20分程度、患部に当ててください。冷やしすぎると逆効果になることもあるので、注意が必要です。

(図:アイシングの方法。タオルで包んで冷やしましょう。)
3. 圧迫する
弾性包帯などでひざを圧迫すると、水が溜まるのを防ぐ効果が期待できます。ただし、締め付けすぎると血行が悪くなるので、注意が必要です。
4. ひざを高くする
寝ている時や座っている時に、ひざの下にクッションなどを置いて、ひざを心臓より高くすると、水が引きやすくなります。
5. サポーターを活用する
ひざサポーターは、ひざを安定させ、負担を軽減する効果があります。ドラッグストアなどで手軽に購入できますので、試してみてはいかがでしょうか。
6. ストレッチや軽い運動
痛みが落ち着いてきたら、ストレッチや軽い運動で、ひざ周りの筋肉を鍛えましょう。筋肉がつくことで、ひざへの負担が軽減されます。ただし、無理は禁物です。痛みを感じたらすぐに中止してください。
例えば、椅子に座って、片方の足をゆっくりと伸ばし、つま先を天井に向ける運動などがおすすめです。無理のない範囲で、毎日続けることが大切です。

(図:ひざのストレッチ。無理のない範囲で行いましょう。)
専門家による治療
自分でできる対処法を試しても、症状が改善しない場合は、専門家による治療が必要になることもあります。
1. 注射
ひざに溜まった水を抜いたり、ヒアルロン酸などの薬剤を注入したりします。ヒアルロン酸は、関節の動きをスムーズにする効果が期待できます。
2. 薬物療法
痛み止めや湿布などを使用して、痛みを緩和します。
3. 理学療法
専門家によるリハビリテーションです。ひざ周りの筋肉を鍛えたり、関節の動きを改善したりする運動療法を行います。
4. 手術
重症の場合には、手術が必要になることもあります。
どんな治療法が適しているかは、ひざの状態や原因によって異なりますので、専門家とよく相談して決めましょう。
ひざの水を溜めない!予防策
ひざに水が溜まらないように、日頃から予防することも大切です。
1. 適正体重を維持する
体重が増えると、ひざへの負担が大きくなります。バランスの取れた食事と適度な運動で、適正体重を維持するように心がけましょう。
2. 姿勢を正す
姿勢が悪いと、ひざに負担がかかりやすくなります。正しい姿勢を意識し、猫背にならないように注意しましょう。
3. 無理な運動を避ける
急な運動や、過度な運動は、ひざを痛める原因になります。運動をする際は、ウォーミングアップをしっかりと行い、無理のない範囲で行いましょう。
4. 靴選びに気をつける
クッション性の高い靴を選び、ひざへの衝撃を和らげるようにしましょう。ハイヒールなど、ひざに負担がかかる靴は、できるだけ避けるようにしましょう。
5. ひざを冷やさない
ひざを冷やすと、血行が悪くなり、関節の動きが悪くなることがあります。特に冬場は、ひざを冷やさないように注意しましょう。
私も、最近はウォーキングの前に、しっかりとストレッチをするようにしています。そして、歩きやすい靴を選ぶように心がけています。小さなことですが、続けることで、ひざの調子が少しずつ良くなってきたように感じます。
まとめ:ひざの悩みに向き合って、快適な毎日を!
ひざに水が溜まる原因と対処法について、ご紹介しました。ひざの痛みは、日常生活に大きな影響を与えますが、原因を知って、適切な対処をすれば、きっと楽になるはずです。
まずは、今回ご紹介した自分でできる対処法を試してみてください。そして、痛みが強い場合や、症状が改善しない場合は、早めに専門家にご相談くださいね。
ひざの悩みを解消して、アクティブな毎日を送りましょう!

