「最近、なんだか病院に行くのが億劫になってきたなぁ…」と感じること、ありませんか? 私も若い頃は、少しくらいの体調不良なら気合いで乗り切っていましたが、還暦を過ぎてからは、無理がきかなくなってきました。特に、季節の変わり目は体調を崩しやすく、病院までの道のりが遠く感じられます。私自身は、どちらかというと夕方から元気が出てくるタイプ。朝は空気が澄んでいて気持ちが良いのは分かるんですが、どうしても体が重たくて…。だからこそ、訪問医療という選択肢を知ったときは、本当に助かる!と思いました。
訪問医療は、ご自宅で医療が受けられる便利なサービスですが、いざ選ぶとなると、何を基準にすれば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、60代の皆さまが安心して訪問医療を選べるように、診療内容、対応地域、費用という3つのポイントに絞って、わかりやすく解説します。
訪問医療とは?
訪問医療は、通院が困難な患者さんのために、医師や看護師がご自宅や施設へ訪問して行う医療サービスです。病院と同じように診察や治療が受けられるだけでなく、健康相談や生活指導なども行ってもらえます。訪問医療は、私たちが住み慣れた場所で、安心して療養生活を送るための心強い味方になってくれるはずです。
訪問医療を選ぶ3つのポイント
訪問医療を選ぶ際には、以下の3つのポイントを考慮することが大切です。
- 診療内容
- 対応地域
- 費用
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
1. 診療内容
まずは、ご自身の健康状態やニーズに合った診療内容を提供してくれる医療機関を選びましょう。内科、外科、整形外科、精神科など、様々な診療科がありますので、かかりたい診療科があるかどうかを確認することが重要です。
また、訪問医療では、診察だけでなく、以下のようなサービスも提供されています。
- 薬の処方
- 注射・点滴
- 褥瘡(床ずれ)の処置
- カテーテル管理
- リハビリテーション
- 栄養指導
- 精神的なケア
これらのサービスが必要な場合は、事前に医療機関に確認しておきましょう。
例えば、糖尿病を患っている方であれば、訪問診療時に血糖値の測定やインスリン注射の指導を受けられる医療機関を選ぶと良いでしょう。また、リハビリが必要な方であれば、理学療法士や作業療法士が訪問してくれる医療機関を探すのがおすすめです。もちろん、複数の医療機関からそれぞれの専門医に来てもらうことも可能です。
2. 対応地域
訪問医療は、医療機関が対応できる地域が限られています。そのため、ご自宅が訪問医療の対象地域に入っているかどうかを確認することが重要です。多くの医療機関は、半径数キロ圏内を対応地域としていますが、医療機関によって異なりますので、必ず事前に確認しましょう。
また、緊急時の対応についても確認しておきましょう。24時間対応してくれる医療機関や、夜間でも連絡が取れる体制が整っている医療機関を選ぶと安心です。連絡先や対応方法などを確認しておきましょう。
ご自宅が対応地域に入っているかどうかは、医療機関のホームページや電話で確認できます。もし、複数の医療機関が対応地域に入っている場合は、それぞれの医療機関の診療内容や費用などを比較して、自分に合った医療機関を選びましょう。
3. 費用
訪問医療の費用は、医療保険が適用されます。そのため、自己負担額は、通常の医療機関を受診した場合とほぼ同じです。ただし、交通費や往診料などが別途かかる場合がありますので、事前に医療機関に確認しておきましょう。
訪問医療の費用は、以下の要素によって変動します。
- 診療時間
- 訪問回数
- 診療内容
- 医療機関
これらの要素によって費用が異なりますので、事前に見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを取る際には、交通費や往診料なども含めて、総額を確認するようにしましょう。
また、医療費控除の対象となる場合もありますので、確定申告の際に確認してみましょう。
訪問医療を提供する医療機関の比較
ここでは、訪問医療を提供する医療機関を比較する際に役立つ比較項目を紹介します。
| 比較項目 | 内容 |
|---|---|
| 診療内容 | 対応している診療科、提供しているサービス(薬の処方、注射・点滴、リハビリなど) |
| 対応地域 | 訪問可能な地域、緊急時の対応(24時間対応、夜間連絡体制など) |
| 費用 | 医療保険の適用、自己負担額、交通費、往診料、見積もり |
| 医師の経験 | 医師の専門分野、経験年数、資格 |
| 看護師の対応 | 看護師の人数、経験、対応 |
| 連携体制 | 病院、介護施設、薬局との連携 |
| 口コミ・評判 | 患者さんの口コミ、評判 |
| その他 | 訪問時間、訪問頻度、相談窓口 |
これらの比較項目を参考に、ご自身に合った訪問医療機関を選びましょう。
訪問医療を検討する際の注意点
訪問医療は便利なサービスですが、検討する際には、以下の点に注意が必要です。
- 訪問医療は、あくまで在宅での療養をサポートするためのものであり、入院治療が必要な場合は、病院を受診する必要があります。
- 訪問医療は、医療機関の都合によって、訪問時間や訪問頻度が制限される場合があります。
- 訪問医療は、医療機関との相性が重要です。医師や看護師とのコミュニケーションが円滑に進むように、事前に相談しておくことをおすすめします。
これらの注意点を理解した上で、訪問医療を検討するようにしましょう。
訪問医療に関するQ&A
訪問医療について、よくある質問とその回答をまとめました。
Q1. 訪問医療は、どんな人が利用できますか?
A1. 通院が困難な方が利用できます。具体的には、高齢で体が不自由な方、病気やケガで寝たきりの方、認知症の方などが対象となります。また、自宅で療養を希望する方も利用できます。
Q2. 訪問医療を受けるには、どうすれば良いですか?
A2. まずは、かかりつけ医にご相談ください。かかりつけ医がいない場合は、訪問医療を提供している医療機関に直接お問い合わせください。医療機関によっては、ケアマネージャーや地域包括支援センターなどを通して申し込むことも可能です。
Q3. 訪問医療の費用は、どのくらいかかりますか?
A3. 訪問医療の費用は、医療保険が適用されます。自己負担額は、通常の医療機関を受診した場合とほぼ同じです。ただし、交通費や往診料などが別途かかる場合がありますので、事前に医療機関に確認しておきましょう。
Q4. 訪問医療と訪問看護の違いは何ですか?
A4. 訪問医療は、医師が診察や治療を行うサービスです。訪問看護は、看護師が療養上の世話や診療の補助を行うサービスです。訪問医療と訪問看護は、連携して患者さんの在宅療養をサポートします。
Q5. 訪問医療を受けることで、どんなメリットがありますか?
A5. 訪問医療を受けることで、以下のようなメリットがあります。
- 通院の負担が軽減される
- 住み慣れた自宅で療養できる
- 医師や看護師による手厚いケアを受けられる
- 家族の介護負担が軽減される
まとめ
訪問医療は、通院が困難な方にとって、非常に便利なサービスです。診療内容、対応地域、費用という3つのポイントを考慮して、ご自身に合った医療機関を選びましょう。また、訪問医療を検討する際には、注意点やQ&Aを参考に、事前にしっかりと調べておくことをおすすめします。
私も、訪問医療のおかげで、自宅で安心して療養生活を送ることができています。夕方から元気が出る私にとっては、朝の通院が本当に大変だったので、訪問医療に出会えて本当に良かったと思っています。皆さまも、訪問医療を上手に活用して、健康で快適な毎日を送ってくださいね。

