最近、テレビや雑誌でよく目にする「オンライン診療」。なんだか便利そうだけど、実際どうなの? 今まで病院に通っていた身としては、ちょっと不安…という方もいらっしゃるかもしれませんね。私も最初はそうでした。朝は空気が澄んでいて気持ちがいいから、病院に行くのも悪くないな、なんて思ったりもして。でも、待合室のあの独特の雰囲気とか、ちょっと億劫になることもありますよね。
今回は、そんなオンライン診療と通院の違いについて、60代の皆さんが気になるポイントをわかりやすく解説します。メリット・デメリットを比較して、ご自身に合った選択肢を見つけるお手伝いができれば嬉しいです。
オンライン診療と通院:それぞれのメリットとデメリット
まずは、オンライン診療と通院、それぞれの良い点と少し気になる点を整理してみましょう。
オンライン診療のメリット
- 時間と場所を選ばない:これが一番大きいメリットかもしれませんね。自宅にいながら、あるいは旅行先からでも診察を受けられます。私は夕方派。理由は、日中の家事を終えて、ゆっくりお茶でも飲みながら診察を受けられるから。病院までの移動時間や待ち時間を考えると、本当に助かります。
- 感染症のリスク軽減:病院の待合室は、どうしても色々な人が集まる場所。感染症が気になる時期には、オンライン診療は特に安心です。
- 薬の処方がスムーズ:診察後、薬が自宅に郵送されるので、薬局に行く手間が省けます。
- 予約が取りやすい場合も:病院によっては、オンライン診療の方が予約枠が多いこともあります。
- 交通費の節約:病院までの交通費がかかりません。
オンライン診療のデメリット
- 診察に使える情報が限られる:直接診察ではないので、触診や聴診などができません。そのため、診断が難しい場合もあります。
- 通信環境に左右される:インターネット環境が悪いと、診察がスムーズに進まないことがあります。
- 対応できる疾患が限られる:すべての疾患がオンライン診療で対応できるわけではありません。
- 費用が異なる場合がある:オンライン診療の費用は、病院によって異なります。
- 緊急時の対応が難しい:急な体調不良の場合、オンライン診療では対応できないことがあります。
通院のメリット
- 詳細な診察を受けられる:医師が直接患者さんの状態を診ることができるため、より正確な診断が可能です。
- 必要な検査をすぐに行える:血液検査やレントゲンなど、必要な検査をその場で行うことができます。
- 医師との信頼関係を築きやすい:直接顔を合わせて話すことで、医師との信頼関係を築きやすくなります。
- 対面での安心感:やはり直接医師に相談できる安心感は大きいですよね。
通院のデメリット
- 時間と手間がかかる:病院までの移動時間や待ち時間がかかります。
- 感染症のリスクがある:病院の待合室で感染症に感染するリスクがあります。
- 予約が取りにくい場合がある:人気の病院では、予約がなかなか取れないことがあります。
- 交通費がかかる:病院までの交通費がかかります。
- 体調が悪い時の移動が大変:体調が悪い時に病院まで行くのは、結構つらいものです。
オンライン診療と通院の比較表
それぞれのメリット・デメリットを一覧にすると、こんな感じです。
| オンライン診療 | 通院 | |
|---|---|---|
| メリット |
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| デメリット |
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| 向いている人 |
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どんな時にオンライン診療を選ぶ?
では、具体的にどんな時にオンライン診療を選ぶのが良いのでしょうか?
慢性疾患の定期的な診察
高血圧や糖尿病など、慢性疾患で状態が安定している場合は、オンライン診療が便利です。定期的な薬の処方や、医師への相談も自宅で手軽に行えます。
忙しくて病院に行く時間がない時
仕事や家事で忙しくて、なかなか病院に行く時間がないという方も、オンライン診療がおすすめです。ちょっとした空き時間を利用して診察を受けることができます。
感染症のリスクを避けたい時
インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症が流行している時期には、オンライン診療を利用することで感染リスクを減らすことができます。
再診で薬だけ処方してもらいたい時
以前から同じ薬を服用していて、再診で薬だけ処方してもらいたいという場合にも、オンライン診療が便利です。病院に行く手間を省くことができます。
オンライン診療を受ける際の注意点
オンライン診療を受ける際には、いくつか注意しておきたい点があります。
事前に予約が必要
ほとんどのオンライン診療は、事前に予約が必要です。病院のウェブサイトやアプリから予約を行いましょう。
保険証やクレジットカードを用意
オンライン診療を受ける際には、保険証やクレジットカードが必要になる場合があります。事前に確認しておきましょう。
通信環境を確認
オンライン診療を受ける前に、通信環境が安定しているか確認しておきましょう。Wi-Fi環境下での利用をおすすめします。
症状を正確に伝える
オンライン診療では、医師が直接患者さんの状態を診ることができません。そのため、症状をできるだけ正確に伝えることが重要です。
緊急時は通院を
急な体調不良や緊急を要する症状の場合は、オンライン診療ではなく、すぐに医療機関を受診しましょう。
オンライン診療を始めるには?
オンライン診療を始めるには、まずオンライン診療に対応している医療機関を探す必要があります。インターネットで「オンライン診療 [お住まいの地域]」などと検索してみましょう。多くの医療機関が、ウェブサイトでオンライン診療に関する情報を提供しています。
次に、医療機関のウェブサイトやアプリからアカウントを作成し、予約を行います。予約の際には、問診票に回答したり、保険証の情報を登録したりする必要があります。
診察当日になったら、予約した時間にビデオ通話を開始します。医師の指示に従って、症状や状態を伝えましょう。
診察が終わると、薬が処方された場合は自宅に郵送されます。支払い方法は、クレジットカードや銀行振込など、医療機関によって異なります。
まとめ
オンライン診療と通院、それぞれにメリットとデメリットがあります。ご自身の状況や体調に合わせて、どちらが良いかを選択することが大切です。オンライン診療は、時間や場所を選ばない便利な選択肢ですが、緊急時には対応できない場合もあります。上手に活用して、より快適な生活を送りましょう。
もし、どちらが良いか迷う場合は、かかりつけ医に相談してみるのも良いでしょう。先生はあなたのことをよく知っているので、最適なアドバイスをくれるはずです。
これからも、皆さんの健康をサポートできるような情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

