なんだか最近、疲れやすい?もしかして、たんぱく質不足かも?
「おはようございます!」と、昔は元気いっぱいに挨拶していたのに、最近はなんだか声も小さくなってきたような…。朝は空気が澄んでいて気持ちがいいはずなのに、なかなか布団から出られない、なんてことありませんか?
60代を迎えると、若い頃と比べて体の変化を感じることが多くなりますよね。若い頃と同じように生活しているつもりでも、なんだか疲れやすかったり、ちょっとしたことで体調を崩しやすくなったり…。
その原因の一つとして考えられるのが、たんぱく質不足です。「たんぱく質」って、筋肉を作るのに必要な栄養素、ということは知っていても、実は私たちの体にとって、もっともっと大切な役割を果たしているんです。
今回の記事では、たんぱく質が不足すると体にどんな変化が現れるのか、そして、どうすれば元気な毎日を送れるのかを、わかりやすく解説していきます。「自分は夕方派。理由は、朝は体が重くて動けないから…」という方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ、60代はたんぱく質不足になりやすいの?
若い頃と比べて、食が細くなったり、味が濃いものが苦手になったり、食事の内容が変わってくるのは自然なことです。でも、それがたんぱく質不足につながってしまうこともあるんです。
- 食欲不振: 年齢とともに消化機能が低下し、食欲がわかないことがあります。特に、お肉など、消化に時間がかかるものは敬遠しがちになりますよね。
- 食事量の減少: 一度にたくさん食べられなくなったり、食事の回数が減ったりすることも、たんぱく質不足の原因になります。
- 偏った食事: 簡単に済ませられる麺類やパンなどに偏りがちになり、たんぱく質が不足してしまうことがあります。
- 歯のトラブル: 歯が悪くて、硬いものが噛みづらくなると、お肉を食べるのが億劫になることもあります。
これらの理由から、60代は特にたんぱく質不足に陥りやすいと言えるのです。
たんぱく質不足が引き起こす3つの体の変化
では、たんぱく質が不足すると、具体的にどんな変化が現れるのでしょうか?ここでは、特に注意したい3つのポイントをご紹介します。
1.筋力低下…なんだかフラフラする?
たんぱく質は、筋肉を作るための大切な材料です。不足すると、筋肉量が減少し、筋力も低下してしまいます。「若い頃は階段を駆け上がれたのに、最近は息切れする…」「重い荷物を持つのが辛くなった…」と感じることはありませんか?
筋力低下は、日常生活にも大きな影響を与えます。例えば…
- 転倒しやすくなる: ちょっとした段差でつまずいたり、バランスを崩しやすくなります。
- 疲れやすくなる: 筋肉は体を支える役割も担っているので、筋力が低下すると、ちょっと動いただけでも疲れを感じやすくなります。
- 活動量が減る: 筋力低下によって動くのが億劫になり、ますます筋力が低下するという悪循環に陥ることもあります。
【図解】筋肉量の変化(年齢とともに筋肉量が減少するイメージ図)
(例:20代の筋肉量と60代の筋肉量を比較したイラスト。60代の方が筋肉量が少ないことが一目でわかるようにする)
「最近、散歩に行くのが億劫になってきたなぁ」と感じたら、もしかしたら筋力低下が原因かもしれません。積極的にたんぱく質を摂取して、筋肉を維持・増強することが大切です。
2.免疫力低下…風邪を引きやすくなった?
たんぱく質は、免疫細胞を作るための材料でもあります。免疫細胞は、私たちの体をウイルスや細菌から守ってくれる大切な存在です。たんぱく質が不足すると、免疫細胞の働きが弱まり、感染症にかかりやすくなってしまいます。
「毎年、季節の変わり目には必ず風邪を引いていたけど、今年は特にひどい…」「なかなか風邪が治らない…」と感じることはありませんか?
免疫力低下は、様々な健康リスクを高めます。例えば…
- 感染症にかかりやすくなる: 風邪やインフルエンザだけでなく、肺炎などの重篤な感染症のリスクも高まります。
- 傷が治りにくくなる: 免疫細胞は、傷を治す働きも担っています。たんぱく質が不足すると、傷の治りが遅くなることがあります。
- アレルギー症状が悪化する: 免疫バランスが崩れることで、アレルギー症状が悪化することがあります。
【具体例】私の友人は、趣味のガーデニングでよく手を切ってしまうのですが、最近、傷の治りが遅いと嘆いていました。もしかしたら、たんぱく質不足が原因かもしれませんね。
「免疫力」というと、なんだか難しい言葉のように感じるかもしれませんが、要は「体を守る力」のことです。たんぱく質をしっかり摂って、体の防御力を高めましょう。
3.髪や爪の変化…なんだかパサパサ、ボロボロ?
たんぱく質は、髪や爪の主成分であるケラチンを作るための材料でもあります。不足すると、髪の毛がパサついたり、抜け毛が増えたり、爪が割れやすくなったりすることがあります。
「最近、髪の毛にツヤがなくなった気がする…」「爪が薄くて、すぐに割れてしまう…」と感じることはありませんか?
髪や爪の変化は、美容面だけでなく、健康状態のサインでもあります。例えば…
- 貧血の可能性: 髪の毛の抜け毛や爪の変色は、貧血のサインであることもあります。
- 栄養不足の可能性: 髪や爪のトラブルは、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養不足が原因であることもあります。
- ストレスの可能性: ストレスも、髪や爪に影響を与えることがあります。
【図解】健康な爪と不健康な爪の比較(イラスト)
(例:健康な爪はピンク色でツヤがあり、不健康な爪は白っぽく、縦線が入っているなどの違いをわかりやすく示す)
「おしゃれを楽しみたいけど、髪の毛がパサパサでセットが決まらない…」という方も、まずはたんぱく質の摂取量を見直してみましょう。内側から美しさを育むことが大切です。
今日からできる!たんぱく質を効率的に摂取する方法
たんぱく質不足が体に様々な影響を与えることがわかったら、次は、どうすれば効率的にたんぱく質を摂取できるのかを考えていきましょう。
1.毎日の食事に、たんぱく質源を意識的に取り入れる
まずは、毎日の食事に、意識的にたんぱく質源を取り入れることから始めましょう。おすすめの食品は、以下の通りです。
- 肉類: 鶏むね肉、豚ヒレ肉、牛肉など。脂身の少ない部位を選ぶのがおすすめです。
- 魚介類: 鮭、マグロ、カツオ、イワシなど。青魚には、DHAやEPAなどの良質な脂質も含まれています。
- 卵: 必須アミノ酸をバランス良く含んだ、優秀なたんぱく質源です。
- 乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズなど。カルシウムも一緒に摂取できます。
- 豆類: 大豆、豆腐、納豆、枝豆など。植物性たんぱく質の代表格です。
【具体例】私の場合は、朝食にヨーグルト、昼食にサラダチキン、夕食に焼き魚を食べるようにしています。これだけで、一日に必要なたんぱく質の半分くらいはカバーできます。
「バランスの良い食事」というと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、まずは「一日に一品、たんぱく質源を取り入れる」という意識を持つことから始めてみましょう。
2.間食にも、たんぱく質をプラス
食事だけでは、どうしてもたんぱく質が不足してしまう…という場合は、間食にもたんぱく質をプラスするのがおすすめです。例えば…
- プロテインバー: 手軽にたんぱく質を補給できる、便利なアイテムです。
- ゆで卵: 腹持ちも良く、たんぱく質も豊富です。
- チーズ: 小腹が空いた時に、手軽に食べられます。
- ナッツ類: ビタミンやミネラルも豊富なので、健康的な間食になります。
【注意点】プロテインバーを選ぶ際は、糖分や脂質が少ないものを選ぶようにしましょう。また、ナッツ類は、塩分無添加のものを選ぶのがおすすめです。
「3時のおやつ」は、楽しみの一つですよね。せっかくなら、美味しくて、体に良いものを選びましょう。
3.サプリメントも上手に活用
食事や間食だけでは、どうしてもたんぱく質が不足してしまう…という場合は、サプリメントも上手に活用しましょう。プロテインパウダーや、アミノ酸サプリメントなど、様々な種類があります。
【注意点】サプリメントは、あくまで補助的な役割です。まずは、食事からしっかりとたんぱく質を摂取することを心がけましょう。また、サプリメントを摂取する際は、必ず用法・用量を守りましょう。
「サプリメント」というと、抵抗がある方もいるかもしれませんが、上手に活用すれば、たんぱく質不足を解消するための強い味方になります。
運動も忘れずに!
たんぱく質を摂取するだけでなく、適度な運動も大切です。運動することで、筋肉が刺激され、たんぱく質が効率的に筋肉に変わります。ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で運動を取り入れましょう。
【具体例】私は、毎日30分程度のウォーキングを日課にしています。太陽の光を浴びながら歩くと、気分もリフレッシュできます。
「運動なんて、若い頃から全然やってない…」という方も、まずは近所を散歩することから始めてみましょう。少しずつ体を動かすことで、体力もついてきます。
まとめ:たんぱく質を意識して、元気な毎日を!
今回の記事では、たんぱく質不足が引き起こす体の変化と、効率的にたんぱく質を摂取する方法について解説しました。
たんぱく質は、私たちの体にとって、なくてはならない栄養素です。不足すると、筋力低下、免疫力低下、髪や爪の変化など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
今日から、毎日の食事に、意識的にたんぱく質源を取り入れて、元気な毎日を送りましょう!
「もう歳だから…」と諦めずに、できることから少しずつ始めてみましょう。きっと、体が喜んでくれるはずです。

