「定年」という言葉を聞くと、なんだかホッとすると同時に、ちょっぴり不安になる…そんな気持ち、ありませんか? 長年勤め上げた会社を卒業し、第二の人生が始まる。時間もできて、旅行に行ったり、趣味に没頭したり…夢は膨らみますよね。でも、ふと頭をよぎるのがお金のこと。年金だけで本当に足りるのかな? 貯蓄はどれくらいあれば安心?
私もそうでした。朝は空気が澄んでいて気持ちがいいから、毎朝近所の公園を散歩するのが日課なんですが、同じように定年退職されたらしき方とよく顔を合わせるんです。そんな時に、ふと「みんな、お金のこと、どう考えてるんだろう?」って思うようになりました。
この記事では、そんな皆さんの不安に寄り添いながら、定年後の生活費について、具体的な数字を交えつつ、節約のヒントもご紹介していきます。「うちは大丈夫かな?」と気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
定年後の生活費、平均的な金額は?
まずは、一般的な定年後の生活費について見ていきましょう。総務省の家計調査(高齢夫婦無職世帯)によると、月々の生活費の平均は約26万円という数字が出ています。もちろん、これはあくまで平均。住む場所やライフスタイルによって大きく変わってきます。
内訳をチェック!何にどれくらいかかる?
では、その26万円の内訳を見てみましょう。
- 食費:約6~7万円
- 住居費:約1~3万円(持ち家の場合、固定資産税や修繕費など)
- 光熱費:約2~3万円
- 交通・通信費:約2~3万円
- 教養娯楽費:約2~3万円
- 保健医療費:約1~2万円
- その他:約6~8万円(日用品、被服費、交際費など)
グラフで見てみると、食費が一番大きな割合を占めているのが分かりますね。住居費は持ち家か賃貸かによって大きく変わってきます。私は夕方派。理由はスーパーの値引きタイムを狙えるから(笑)。ちょっとした工夫で食費を抑えることも可能です。
生活費内訳のイメージ(グラフ)
※この下に、食費、住居費、光熱費、交通・通信費、教養娯楽費、保健医療費、その他の割合を示した円グラフをイメージしてください。
年金だけで生活できる?
平均的な生活費が約26万円。では、年金収入はどれくらいなのでしょうか? 厚生労働省のデータによると、夫婦2人分の老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計額は、平均で月額約22万円となっています。
…ということは、平均的な生活を送るには、月々約4万円ほど不足することになりますね。もちろん、これはあくまで平均。年金の受給額は、加入期間や収入によって大きく変わってきます。また、退職金や貯蓄があるかどうかによっても、生活設計は大きく変わってきます。
年金受給額と生活費の比較(グラフ)
※この下に、年金受給額と生活費を棒グラフで比較したグラフをイメージしてください。不足額が明確にわかるように表示します。
具体的な例で見てみよう
例えば、Aさんの場合:
- 年金収入:月額20万円
- 生活費:月額25万円
- 不足額:月額5万円
Aさんは、毎月5万円を貯蓄から補填する必要があります。年間で60万円、10年で600万円の貯蓄が必要になる計算です。
Bさんの場合:
- 年金収入:月額25万円
- 生活費:月額23万円
- 余裕額:月額2万円
Bさんは、年金だけで生活費をまかなえています。余裕のある月は、趣味を楽しんだり、旅行に行ったりすることもできますね。
生活費を抑えるための節約アイデア
「やっぱり、もう少し節約しないと…」そう思った方もいるかもしれません。でも、大丈夫! 無理な節約はストレスが溜まってしまいますが、ちょっとした工夫で生活費を抑えることは可能です。ここでは、具体的な節約アイデアをご紹介します。
食費の節約
- 自炊を心がける:外食やコンビニ弁当は高くつきがち。できるだけ自炊を心がけましょう。まとめ買いをして、冷凍保存を活用するのもおすすめです。
- 旬の食材を積極的に取り入れる:旬の食材は安くて美味しい! 地元の直売所などで新鮮な食材を手に入れるのも良いでしょう。
- 食品ロスを減らす:食材を使い切る工夫をしましょう。余った食材で別の料理を作ったり、冷凍保存を活用したりするのも有効です。
- 割引セールを活用:スーパーの特売日や、閉店前の割引セールを狙いましょう。ただし、衝動買いには注意が必要です。
光熱費の節約
- 節電を心がける:使わない電気はこまめに消す、エアコンの設定温度を調整する、LED照明に変えるなど、できることから始めましょう。
- 節水を心がける:シャワーの時間を短くする、洗濯や洗い物の回数を減らすなど、節水を意識しましょう。
- 契約プランを見直す:電力会社やガス会社の契約プランを見直してみましょう。よりお得なプランが見つかるかもしれません。
交通・通信費の節約
- 公共交通機関を利用する:自家用車の利用を控え、公共交通機関を利用するようにしましょう。定期券や回数券を利用するのもおすすめです。
- 格安SIMを検討する:スマートフォンの契約プランを見直してみましょう。格安SIMに乗り換えることで、通信費を大幅に節約できる場合があります。
- インターネット回線を見直す:インターネット回線の契約プランを見直してみましょう。あまり使わないサービスを解約したり、より安いプランに乗り換えたりすることで、通信費を節約できます。
教養娯楽費の節約
- 図書館を活用する:本や雑誌は図書館で借りるようにしましょう。無料で様々な知識や情報に触れることができます。
- 地域のイベントに参加する:地域のイベントには、無料または低料金で楽しめるものがたくさんあります。地域の情報をチェックしてみましょう。
- 趣味を工夫する:お金のかからない趣味を見つけましょう。ウォーキングやガーデニング、手芸など、お金をかけずに楽しめる趣味はたくさんあります。
その他の節約
- 保険を見直す:不要な保険を解約したり、保障内容を見直したりすることで、保険料を節約できる場合があります。
- クレジットカードの利用を見直す:クレジットカードの利用明細をチェックし、不要な年会費や手数料を支払っていないか確認しましょう。
- 不用品を売る:不用品をフリマアプリやリサイクルショップで売ることで、収入を得ることができます。
これらのアイデアを参考に、自分に合った節約方法を見つけてみてください。無理のない範囲で、楽しみながら節約することが大切です。私も最近、図書館で借りたガーデニングの本を読んで、ベランダ菜園を始めました。ちょっとしたことですが、気分転換にもなって、節約にもなる。一石二鳥です!
まとめ:定年後の生活、賢く楽しく!
定年後の生活費は、人それぞれ。平均的な数字にとらわれず、自分のライフスタイルに合った生活設計をすることが大切です。年金収入や貯蓄を把握し、必要な生活費を計算してみましょう。そして、無理のない範囲で節約を心がけ、第二の人生を賢く、そして楽しく過ごしてください。
この記事が、皆さんの定年後の生活設計のヒントになれば幸いです。これからも、皆さんの生活に役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

