「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」…若い頃はそう思っていたんですが、最近はゆっくり朝食を準備する時間も惜しいと感じるようになりました。皆さんはどうですか? 私はどちらかというと、夕方から夜にかけての時間が好きなんです。日が暮れて、少し涼しくなって、ゆっくりと食事の準備をするのが、一日の終わりの楽しみ。でも、毎日となると、どうしても「今日は何を作ろう…」と悩んでしまうんですよね。
60代になると、若い頃とは違って、健康にも気を遣うようになりますよね。特に食事は、体を作る大切な要素。でも、毎日バランスの取れた食事を作るのは、なかなか大変です。そこで今回は、そんな悩みを解決してくれる「常備菜」に注目! 野菜とたんぱく質を中心に、簡単に作れて、1週間食卓を豊かにしてくれる常備菜レシピをご紹介します。無理なく続けられるように、簡単で美味しいレシピを選んでみました。ぜひ、毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
常備菜のメリットって?
常備菜には、たくさんのメリットがあります。例えば…。
- 時間と心の余裕ができる: 時間がある時にまとめて作っておけば、忙しい日でもすぐに食事ができます。献立を考える時間も減らせます。
- 栄養バランスが整えやすい: 野菜やたんぱく質を意識して常備菜を作っておけば、自然と栄養バランスが整います。
- 食品ロスを減らせる: 余った食材を有効活用して常備菜にすることで、食品ロスを減らすことができます。
- 節約になる: 外食やコンビニ弁当の回数が減り、食費の節約にも繋がります。
特に、私たち60代にとって、時間と健康はとても大切。常備菜は、その両方をサポートしてくれる、頼もしい味方です。
野菜たっぷり!簡単常備菜レシピ
きんぴらごぼう
食物繊維たっぷりのきんぴらごぼうは、腸内環境を整えるのに役立ちます。ご飯のお供にも、お弁当にも最適です。
材料:
- ごぼう:1本
- 人参:1/2本
- ごま油:大さじ1
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 鷹の爪:少々(お好みで)
- 白いりごま:適量
作り方:
- ごぼうはささがきに、人参は細切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、ごぼうと人参を炒める。
- 全体に油が回ったら、醤油、みりん、砂糖、鷹の爪を加えて炒め煮にする。
- 汁気がなくなったら火を止め、白いりごまを振って完成。
保存方法: 粗熱を取ってから、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で4〜5日保存可能です。
ほうれん草のおひたし
鉄分やビタミンが豊富なほうれん草のおひたしは、貧血予防にも効果的。シンプルながらも、素材の美味しさを味わえる一品です。
材料:
- ほうれん草:1束
- だし汁:1/2カップ
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1/2
- かつお節:適量
作り方:
- ほうれん草は根元を切り落とし、たっぷりの熱湯でさっと茹でる。
- 冷水にさらし、水気を絞って食べやすい大きさに切る。
- だし汁、醤油、みりんを混ぜ合わせ、ほうれん草を浸す。
- 器に盛り付け、かつお節を振って完成。
保存方法: 水気をよく絞ってから、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日保存可能です。
彩りピクルス
見た目も華やかなピクルスは、食卓を明るくしてくれます。野菜の種類はお好みでアレンジ可能です。
材料:
- きゅうり:1本
- パプリカ(赤・黄):各1/2個
- ミニトマト:10個
- 玉ねぎ:1/4個
- ピクルス液(酢:1カップ、砂糖:1/2カップ、水:1/2カップ、塩:小さじ1、ローリエ:1枚、粒こしょう:少々)
作り方:
- きゅうり、パプリカ、玉ねぎは食べやすい大きさに切る。ミニトマトはヘタを取る。
- 鍋にピクルス液の材料を入れ、沸騰させる。
- 清潔な保存容器に野菜を入れ、熱々のピクルス液を注ぐ。
- 粗熱を取ってから、冷蔵庫で一晩以上漬け込む。
保存方法: 冷蔵庫で1週間程度保存可能です。野菜の種類によっては、日持ちが異なる場合があります。
たんぱく質も忘れずに!簡単常備菜レシピ
鶏むね肉のハーブ蒸し
高たんぱくで低カロリーな鶏むね肉は、健康的な食生活に欠かせません。ハーブの香りで、さっぱりといただけます。
材料:
- 鶏むね肉:1枚
- 塩:少々
- こしょう:少々
- ハーブ(ローズマリー、タイムなど):適量
- 酒:大さじ1
作り方:
- 鶏むね肉はフォークで数カ所刺し、塩、こしょうを揉み込む。
- 耐熱容器に鶏むね肉を入れ、ハーブ、酒をかけ、ふんわりとラップをする。
- 電子レンジ(600W)で5〜6分加熱する。
- 粗熱を取ってから、食べやすい大きさに切る。
保存方法: 粗熱を取ってから、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3〜4日保存可能です。サラダやサンドイッチの具材としても活用できます。
鶏ひき肉と豆腐のそぼろ
ご飯のお供にぴったりのそぼろ。豆腐を加えることで、ヘルシーに仕上がります。
材料:
- 鶏ひき肉:200g
- 豆腐:1/2丁
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 生姜:少々(すりおろし)
作り方:
- 豆腐は水切りをする。
- フライパンに鶏ひき肉を入れ、炒める。
- ひき肉の色が変わったら、豆腐を加えて崩しながら炒める。
- 醤油、みりん、砂糖、生姜を加えて炒め煮にする。
- 汁気がなくなったら火を止め、粗熱を取る。
保存方法: 粗熱を取ってから、清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で3〜4日保存可能です。卵焼きの具材や、丼の具材としても使えます。
味付けたまご
手軽にたんぱく質を摂取できる味付けたまごは、お弁当にも最適です。少し濃いめの味付けで、ご飯が進みます。
材料:
- 卵:6個
- 醤油:1/2カップ
- みりん:1/4カップ
- 砂糖:大さじ1
- だし汁:1/2カップ
作り方:
- 卵は冷蔵庫から出して、常温に戻す。
- 鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰したら卵を静かに入れる。
- 弱火で約7分茹でる(半熟の場合)。
- 茹で上がったら冷水にさらし、殻をむく。
- 保存袋に醤油、みりん、砂糖、だし汁を入れ、茹でた卵を浸す。
- 冷蔵庫で半日以上漬け込む。
保存方法: 冷蔵庫で3〜4日保存可能です。漬け込み時間が長いほど、味が染み込みます。
常備菜作りのポイント
常備菜作りを始めるにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 衛生面に注意する: 調理器具や保存容器は清潔なものを使用し、手洗いも徹底しましょう。
- 食材は新鮮なものを選ぶ: 新鮮な食材を使うことで、美味しさが長持ちします。
- 保存容器は密閉できるものを選ぶ: 空気に触れると傷みやすくなるため、密閉できる保存容器を選びましょう。
- 冷蔵庫の温度管理を徹底する: 冷蔵庫の温度は、常に適切な温度に保つようにしましょう。(目安:2〜5℃)
- 賞味期限を守る: 作成日を記載し、期限内に食べきるようにしましょう。
これらのポイントを守ることで、安全で美味しい常備菜を楽しむことができます。
常備菜を活用した1週間献立例
ご紹介した常備菜を使って、簡単に作れる1週間分の献立例をご紹介します。
月曜日:
- 朝食:トースト、鶏むね肉のハーブ蒸し、サラダ、ヨーグルト
- 昼食:鶏ひき肉と豆腐のそぼろ丼、味噌汁
- 夕食:きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたし、焼き魚、ご飯、味噌汁
火曜日:
- 朝食:ご飯、味付けたまご、味噌汁、きんぴらごぼう
- 昼食:鶏むね肉のハーブ蒸しサンドイッチ、スープ
- 夕食:豚の生姜焼き、彩りピクルス、ご飯、味噌汁
水曜日:
- 朝食:パンケーキ、ヨーグルト、フルーツ
- 昼食:ほうれん草のおひたしと鶏ひき肉の卵とじ丼
- 夕食:カレーライス、サラダ
木曜日:
- 朝食:ご飯、味付けたまご、納豆、味噌汁
- 昼食:鶏むね肉のハーブ蒸しと野菜の和風パスタ
- 夕食:肉じゃが、ご飯、味噌汁
金曜日:
- 朝食:トースト、スクランブルエッグ、サラダ
- 昼食:鶏ひき肉と豆腐のそぼろを使ったおにぎり
- 夕食:餃子、彩りピクルス、ご飯、スープ
土曜日:
- 朝食:フレンチトースト、ヨーグルト、フルーツ
- 昼食:外食
- 夕食:手巻き寿司
日曜日:
- 朝食:パン、コーヒー、サラダ
- 昼食:残り物整理
- 夕食:家族で外食
これはあくまで一例です。ご自身の好みや体調に合わせて、自由にアレンジしてみてくださいね。
まとめ
今回は、60代向けの常備菜レシピをご紹介しました。時間と心の余裕を生み出し、栄養バランスを整え、食品ロスを減らすことができる常備菜は、私たち世代にとって、とても心強い味方です。
「夕焼けを見ながら、ゆっくりと食事の準備をする時間が好き」…そんな私でも、毎日の食事作りは、やっぱり大変だと感じることがあります。だからこそ、常備菜の力を借りて、無理なく健康的な食生活を送りたいと思っています。今回の記事が、皆さんの食卓を豊かにする一助となれば幸いです。
ぜひ、この記事を参考に、常備菜のある生活を始めてみてください。きっと、毎日がより豊かで、健康的なものになるはずです。

