ひじ手首のケア

ひじや手首の痛み、放っておいていませんか?

「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」と近所の公園を散歩するのが日課の○○さん(60代)。最近、ラジオ体操で腕を回すときに、ひじに違和感を覚えるようになったそうです。「最初はちょっとした痛みだったんだけど、だんだん重たいものを持つのが辛くなってきて…」と悩んでいます。

同じように、ひじや手首の痛みで困っている方、意外と多いのではないでしょうか? 年齢とともに、ちょっとしたことで痛みを感じやすくなるのは、よくあること。でも、放っておくと日常生活に支障をきたしてしまうこともありますよね。今回は、そんなひじや手首の不調を防ぐための、簡単なセルフケアをご紹介します。

特別な道具は必要ありません。ちょっとした時間に、ご自宅でできることばかりです。ぜひ、一緒に試してみましょう。

なぜ、ひじや手首は痛くなりやすいの?

ひじや手首は、日常生活でよく使う関節です。例えば、家事、庭仕事、趣味の園芸、パソコン作業など、同じ動作を繰り返すことで、負担がかかりやすいのです。また、加齢によって関節の軟骨がすり減ったり、筋肉や腱が硬くなったりすることも、痛みの原因となります。

「自分は夕方派。理由は、朝は身体がまだ固まっている感じがするから」という△△さん(60代)。若い頃からテニスを続けているそうですが、最近は手首の痛みが気になっているそうです。「準備運動をしっかりやらないと、すぐに痛めてしまうんだよね」と苦笑い。

このように、過去のケガやスポーツ歴なども、ひじや手首の痛みに影響を与えることがあります。無理な使い方を避け、日頃からケアをすることが大切です。

3つのポイントで、ひじ・手首をケアしよう!

ひじや手首のケアは、大きく分けて「回旋運動」「温め」「ストレッチ」の3つがポイントです。それぞれの方法を、順番に見ていきましょう。

1. 回旋運動で、関節をスムーズに

回旋運動は、ひじや手首の関節をスムーズに動かすためのエクササイズです。関節の可動域を広げ、動きを滑らかにすることで、痛みを軽減することができます。

ひじの回旋運動

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 腕を軽く曲げ、肩の力を抜きます。
  3. ひじを軸にして、ゆっくりと内回し、外回しをそれぞれ10回ずつ行います。
  4. 痛みを感じたら、無理せず中止してください。

ひじの回旋運動の図解(準備中)

ポイントは、ゆっくりと、無理のない範囲で行うことです。力を入れすぎると、かえって痛めてしまうことがありますので、注意してください。

手首の回旋運動

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 両手を前に伸ばし、手のひらを下に向けます。
  3. 手首を軸にして、ゆっくりと内回し、外回しをそれぞれ10回ずつ行います。
  4. 痛みを感じたら、無理せず中止してください。

手首の回旋運動の図解(準備中)

手首の回旋運動は、パソコン作業の合間などにも手軽にできるので、おすすめです。

2. 温めて、血行を促進

温めることは、血行を促進し、筋肉や腱を柔らかくする効果があります。痛みがある場合は、特に効果的です。

温め方

  • 蒸しタオルで温める
  • お風呂で温める
  • 使い捨てカイロなどを当てる

「冬は冷え性で、手足がいつも冷たいの」という□□さん(70代)。ひじの痛みが気になり始めた頃から、お風呂でゆっくり温まるようにしているそうです。「温めると、少し楽になる気がするのよね」と話してくれました。

温める時間は、15分~20分程度が目安です。熱すぎると、やけどの原因になりますので、温度には十分注意してください。

3. ストレッチで、柔軟性を高める

ストレッチは、筋肉や腱の柔軟性を高め、関節の可動域を広げる効果があります。痛みを予防するためにも、日頃からストレッチを行うことが大切です。

ひじのストレッチ

  1. 腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。
  2. 反対側の手で指先をつかみ、ゆっくりと手前に引きます。
  3. ひじの内側が伸びているのを感じながら、15秒~20秒キープします。
  4. 反対側の腕も同様に行います。

ひじのストレッチの図解(準備中)

ポイントは、反動をつけずに、ゆっくりと伸ばすことです。痛みを感じたら、無理せず中止してください。

手首のストレッチ

  1. 腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けます。
  2. 反対側の手で指先をつかみ、ゆっくりと手前に引きます。
  3. 手首の裏側が伸びているのを感じながら、15秒~20秒キープします。
  4. 次に、手のひらを上に向けて、同様にストレッチします。
  5. 反対側の腕も同様に行います。

手首のストレッチの図解(準備中)

手首のストレッチは、仕事の合間などにも手軽にできるので、おすすめです。

日常生活で気をつけたいこと

セルフケアに加えて、日常生活でひじや手首に負担をかけないようにすることも大切です。

  • 重い荷物を持つときは、できるだけ両手で持つ
  • 同じ姿勢を長時間続けないように、適度に休憩をとる
  • パソコン作業の際は、正しい姿勢を保ち、手首に負担がかからないようにする
  • 無理な運動は避け、準備運動をしっかり行う

「庭の手入れが好きで、ついつい夢中になってしまうのよね」という○○さん(60代)。最近は、休憩を挟みながら、無理のない範囲で作業するようにしているそうです。「休憩すると、気分転換にもなるし、体も楽になるわ」と笑顔で話してくれました。

自分の体と向き合い、無理をしないことが、健康を維持するための秘訣です。

最後に

今回は、ひじや手首の不調を防ぐためのセルフケアをご紹介しました。回旋運動、温め、ストレッチを、毎日の習慣に取り入れてみてください。痛みが続く場合は、専門家にご相談くださいね。

この記事が、皆様の健康的な生活のお役に立てれば幸いです。