医療保険って必要?公的制度との違いを解説

60代の皆さま、こんにちは! 人生100年時代と言われる今、健康への関心はますます高まっていますよね。特に、医療費は気になるポイントの一つ。そこで今回は、「医療保険って本当に必要なの?」という疑問にお答えします。日本の公的医療保険制度は充実していますが、それだけではカバーしきれない部分もあります。この記事では、公的制度と医療保険の違いをわかりやすく解説し、ご自身にとって最適な選択をするためのヒントをお届けします。

日本の公的医療保険制度とは?

日本には、国民皆保険制度があり、すべての国民が何らかの公的医療保険に加入しています。これにより、病気やケガで医療機関を受診した際に、医療費の一部を国が負担してくれます。主に、会社員や公務員が加入する「健康保険」と、自営業者や年金受給者などが加入する「国民健康保険」があります。

自己負担割合について

70歳未満の方は、医療費の3割を自己負担します。70歳以上75歳未満の方は2割(現役並み所得者は3割)、75歳以上の方は1割(現役並み所得者は3割)です。この自己負担割合があるため、「医療費は無料ではない」ということを覚えておきましょう。

※一定以上の所得がある場合は、自己負担割合が異なります。

高額療養費制度:家計への負担を軽減

高額療養費制度は、医療費の自己負担額が高額になった場合に、一定の金額を超えた分が払い戻される制度です。この制度があることで、万が一、大きな病気やケガで入院したり、手術を受けたりした場合でも、家計への負担を軽減することができます。

ポイント!

高額療養費制度を利用することで、月々の医療費の自己負担額を抑えることができます。事前に手続きが必要な場合もありますので、加入している健康保険組合や市区町村の窓口で確認しておきましょう。

医療保険の必要性:公的制度だけでは不十分?

日本の公的医療保険制度は充実していますが、全てをカバーできるわけではありません。例えば、入院時の差額ベッド代、食事代、交通費、日用品費などは自己負担となります。また、先進医療と呼ばれる、まだ保険適用となっていない治療を受ける場合も、全額自己負担となることがあります。

入院時の自己負担

入院すると、治療費以外にも様々な費用がかかります。差額ベッド代は、個室や少人数部屋を希望した場合に発生する費用です。食事代は、1食あたり数百円程度ですが、入院が長引くとそれなりの金額になります。その他、パジャマや洗面用具などの日用品費、家族がお見舞いに来る際の交通費なども考慮する必要があります。

先進医療という選択肢

先進医療は、厚生労働省が認める高度な医療技術で、まだ保険適用となっていないものです。がん治療などで用いられることが多く、効果が期待できる反面、費用が高額になる傾向があります。公的医療保険は適用されないため、全額自己負担となります。

知っておきたい!

先進医療は、効果が期待できる一方で、費用が高額になることがあります。治療を受ける前に、費用やリスクについて医師とよく相談することが大切です。

医療保険の種類と選び方

医療保険には、様々な種類があります。入院給付金、手術給付金、通院給付金などが主な保障内容です。保険会社によって、保障内容や保険料が異なるため、ご自身の状況やニーズに合わせて選ぶことが重要です。

定期保険と終身保険

医療保険には、大きく分けて定期保険と終身保険があります。定期保険は、一定期間(例えば10年間)保障される保険で、保険料が比較的安いのが特徴です。終身保険は、一生涯保障される保険で、保険料は定期保険よりも高くなりますが、解約返戻金がある場合があります。

保障内容の確認ポイント

医療保険を選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。

  • 入院給付金:1日あたりの給付金額、支払われる日数
  • 手術給付金:手術の種類によって給付金額が異なる
  • 通院給付金:退院後の通院も保障されるか
  • 先進医療保障:先進医療を受けた場合の費用を保障してくれるか

賢く選ぶ!

医療保険を選ぶ際には、複数の保険会社の商品を比較検討することが大切です。保険料だけでなく、保障内容や特約なども考慮し、ご自身にとって最適な保険を選びましょう。

60代からの医療保険:見直しも重要

60代になると、若い頃に加入した医療保険の内容が、今の自分に合わなくなっている場合があります。例えば、入院給付金の日額が少なかったり、必要な保障が不足していたりするかもしれません。定期的に保険内容を見直すことで、最適な保障を確保することができます。

保険の見直しタイミング

保険の見直しは、以下のタイミングで行うのがおすすめです。

  • ライフステージの変化:退職、年金受給開始など
  • 健康状態の変化:病気やケガの経験
  • 保険制度の改正:公的医療保険制度の変更など

見直しの際の注意点

保険を見直す際には、以下の点に注意しましょう。

  • 保障内容が重複していないか
  • 保険料が家計の負担にならないか
  • 解約返戻金の有無

注意!

保険を見直す際には、必ず複数の保険会社の商品を比較検討しましょう。また、保険の専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談することで、より最適な保険選びをすることができます。

まとめ:医療保険は、安心のための備え

医療保険は、万が一の病気やケガに備えるための大切な手段です。公的医療保険制度だけではカバーしきれない部分を補い、経済的な負担を軽減することができます。ご自身の状況やニーズに合わせて、最適な医療保険を選び、安心できる老後を送りましょう。この記事が、皆様の健康な毎日の一助となれば幸いです。

※この記事は、一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品を推奨するものではありません。ご自身の状況に合わせて、専門家にご相談の上、適切な判断をお願いします。