「朝は空気が澄んでいて気持ちがいいですね。毎朝、近所の公園を散歩するのが日課なんです。」
さて、60代の皆さん、セカンドライフを謳歌されていますでしょうか?
健康に気を使い、趣味を楽しみ、充実した日々を送りたいものですよね。
しかし、ふと気になるのが、今まで加入してきた保険のこと。
若い頃に加入した保険、勧められるままに加入した保険、
そのままになっていませんか?
もしかしたら、今のあなたにとって本当に必要な保障内容ではないかもしれません。
今回は、保険に入りすぎていないか見直すポイントについて、
一緒に考えていきましょう。
見直しの前に:保険の基本を再確認
保険は、万が一のことが起こった際に、経済的な負担を軽減してくれる大切なものです。
しかし、必要以上に加入していると、毎月の保険料が家計を圧迫してしまうことも。
まずは、保険の種類とそれぞれの役割を簡単に確認しておきましょう。
- 医療保険:病気やケガで入院・手術をした際の費用を保障
- がん保険:がんと診断された際や、がんの治療にかかる費用を保障
- 生命保険:死亡した場合に、遺族に保険金が支払われる
- 介護保険:介護が必要になった場合に、介護サービスにかかる費用を保障(公的介護保険とは別)
これらの保険、あなたはいくつ加入していますか?
「自分は夕方派。理由は、一日の終わりにゆっくりと考える時間を持てるから。」
保険の見直しも、夕食後のリラックスタイムに、じっくりと考えてみるのがおすすめです。
保険を見直す3つのポイント
保険の見直しは、以下の3つのポイントに沿って進めていくと、スムーズに進められます。
- 現状把握:加入している保険の種類、保障内容、保険料を確認
- 必要保障額の算出:本当に必要な保障額を計算
- 過不足の確認:現在の保険が、必要保障額に対して過不足がないか確認
1. 現状把握:加入している保険を洗い出す
まずは、現在加入しているすべての保険証券を用意しましょう。
そして、以下の項目をリストアップしてみてください。
- 保険会社名
- 保険の種類(医療保険、がん保険、生命保険など)
- 保険期間(いつからいつまで)
- 保険金額(入院給付金、死亡保険金など)
- 月々の保険料
- 特約の内容
保険証券が見当たらない場合は、保険会社に問い合わせて確認することも可能です。
意外と忘れている保険があるかもしれません。
2. 必要保障額の算出:本当に必要な保障額を計算
次に、本当に必要な保障額を計算してみましょう。
これは、ご自身の家族構成、生活状況、将来設計などによって大きく異なります。
以下の要素を考慮して、慎重に計算しましょう。
- 医療保険:
- 公的医療保険制度(高額療養費制度など)の利用を考慮
- 貯蓄でまかなえる範囲を考慮
- 先進医療や自由診療の利用頻度を考慮
- がん保険:
- がん治療にかかる平均的な費用を考慮
- 貯蓄でまかなえる範囲を考慮
- 先進医療や自由診療の利用頻度を考慮
- 生命保険:
- 遺族の生活費(当面の生活費、教育費、住宅ローンなど)を考慮
- 遺族年金などの公的保障を考慮
- 貯蓄や資産を考慮
「子供が独立して、家計の負担が減ったなぁ。」
お子さんが独立された方は、生命保険の必要保障額を見直す良い機会です。
3. 過不足の確認:現在の保険内容と必要保障額を比較
現在の保険内容と、算出した必要保障額を比較してみましょう。
保障内容が過剰な場合は、保険料を抑えるために減額や解約を検討しましょう。
逆に、保障内容が不足している場合は、不足分を補うために新たな保険への加入を検討しましょう。
保険の種類別:見直しのポイント
ここからは、保険の種類別に、見直しの具体的なポイントを解説します。
医療保険の見直しポイント
- 入院給付金:
- 入院日額が高すぎないか?
- 入院日額が、貯蓄でまかなえる範囲を超えていないか?
- 手術給付金:
- 手術の種類によっては、給付対象外となる場合がある
- 手術給付金の金額が、手術費用に見合っているか?
- 先進医療特約:
- 先進医療を受ける可能性は低い
- 先進医療特約の保険料が高すぎないか?
- 重複保障の確認:
- 複数の医療保険に加入していないか?
- 会社で加入している団体保険と重複していないか?
がん保険の見直しポイント
- 診断給付金:
- 診断給付金の金額が、がん治療にかかる費用に見合っているか?
- 診断給付金の支払い条件(初回のみ、複数回など)を確認
- 入院給付金・手術給付金:
- 医療保険と重複していないか?
- 通院給付金:
- 通院給付金の金額や支払い条件を確認
- 先進医療特約:
- 医療保険と重複していないか?
- 重複保障の確認:
- 複数のがん保険に加入していないか?
生命保険の見直しポイント
- 死亡保険金:
- 遺族の生活費、教育費、住宅ローンなどを考慮して、適切な金額になっているか?
- 遺族年金などの公的保障を考慮
- 保険期間:
- 子供の独立、住宅ローンの完済など、ライフステージの変化に合わせて見直し
- 定期保険から終身保険への切り替えを検討
- 特約:
- 特約の内容が必要かどうかを再検討
- 特約の保険料が高すぎないか?
重複補償のチェックリスト
保険料を無駄にしないために、重複補償がないかを確認しましょう。
以下のチェックリストを活用して、ご自身の保険内容を確認してみてください。
重複補償チェックリスト
チェックが多いほど、保険料の無駄遣いの可能性があります。
保険料を抑えるための5つの方法
保険の見直しで、保険料を抑えることができるかもしれません。
以下に、保険料を抑えるための5つの方法をご紹介します。
- 不要な特約を解約する:本当に必要な保障だけを残す
- 保険期間を見直す:定期保険から終身保険への切り替えを検討
- 保険金額を減額する:必要保障額に合わせて、保険金額を調整
- 保険会社を見直す:複数の保険会社を比較検討する
- 払込方法を見直す:月払いよりも年払いの方が保険料が割安になる場合がある
まとめ:定期的な見直しで、最適な保険を
保険は、一度加入したら終わりではありません。
ライフステージの変化や、法改正などによって、必要な保障内容も変化します。
定期的に保険を見直すことで、常に最適な保障内容を維持し、
無駄な保険料を支払うことを避けることができます。
「最近、健康診断の結果が少し気になってきたなぁ。」
健康に気を配るのと同じように、保険も見直して、安心できるセカンドライフを送りましょう。
※ この記事は、一般的な情報提供を目的としており、個別の保険契約に関するアドバイスではありません。
ご自身の保険内容や、最適な保険の選び方については、専門家にご相談ください。

