高齢者の避難経路

皆さん、こんにちは!最近、地震や大雨など、何かと災害が多いですよね。私も、若い頃は「なんとかなるだろう」と思っていたんですが、年を重ねるごとに、備えの大切さを痛感するようになりました。特に、高齢のご家族がいらっしゃるご家庭では、いざという時の避難経路をしっかりと確認しておくことが重要です。

「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」なんてのんびり構えていた私も、防災グッズの点検を始めたら、賞味期限切れのものがたくさん出てきて焦りました(笑)。この記事では、高齢者がいるご家庭向けの避難経路チェックについて、できるだけ分かりやすく解説していきますね。

避難経路チェック、なぜ大切?

高齢になると、どうしても体力や判断力が若い頃より衰えてきます。そのため、いざという時にスムーズに避難できるよう、事前にしっかりと準備しておくことが大切なんです。

例えば、階段の上り下りが大変になったり、暗い場所が見えにくくなったり、急な状況に戸惑ってしまったり…。これらのことを考慮して、安全な避難経路を確保しておく必要があります。

「自分は夕方派。理由は、一日の終わりにゆっくりと夕焼けを眺めるのが好きだから。」なんて言っている場合じゃありません。いざという時は、時間を選んではいられませんからね!

避難経路チェックの3つのポイント

避難経路をチェックする上で、特に重要なポイントは以下の3つです。

  1. 階段の安全確認
  2. バリアフリー対策
  3. サポート計画の作成

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 階段の安全確認

多くの住宅には階段がありますよね。階段は、転倒事故が起こりやすい場所の一つです。高齢者にとっては、特に危険な場所と言えるでしょう。

階段の安全確認では、以下の点に注意しましょう。

  • 手すりの有無と強度:手すりがしっかり固定されているか、グラつきはないか確認しましょう。手すりがない場合は、設置を検討しましょう。
  • 階段の滑り止め:階段に滑り止めマットやテープを貼ることで、転倒のリスクを減らすことができます。
  • 階段の照明:階段を明るく照らす照明を設置しましょう。センサーライトがあると、夜間でも安心です。
  • 階段の段差:階段の段差が高すぎたり、低すぎたりすると、つまずきやすくなります。段差の高さを均一にするか、目印をつけるなどの対策をしましょう。
  • 階段の幅:階段の幅が狭いと、避難時にスムーズに移動できません。できる限り、階段の幅を広く確保するようにしましょう。

避難図解:階段

(階段の図をイメージしてください。手すり、滑り止め、照明の位置を線で示し、矢印で避難方向を指し示す)

ポイント:手すりをしっかり握り、一段ずつゆっくりと降りる。滑り止めが有効か確認しながら降りる。照明で足元を照らし、段差に注意する。

実際に階段を上り下りしてみて、どこが危ないか、どこに手すりが必要かなどを確認してみましょう。私も、自宅の階段を改めて確認してみたら、手すりが少しグラついていたので、すぐに修理しました。

2. バリアフリー対策

高齢になると、足腰が弱くなったり、関節が痛くなったりして、移動が困難になることがあります。そのため、住宅内のバリアフリー対策は非常に重要です。

バリアフリー対策では、以下の点に注意しましょう。

  • 段差の解消:玄関や部屋の入り口などにある段差を解消しましょう。スロープを設置したり、段差解消機を利用したりするのも有効です。
  • 通路の確保:家具の配置を見直し、車椅子や歩行器が通れるだけの十分な通路を確保しましょう。
  • 手すりの設置:トイレや浴室、廊下などに手すりを設置することで、移動をサポートできます。
  • 床の素材:滑りにくい床材を選びましょう。特に、水回りでは注意が必要です。
  • ドアの開閉:ドアの開閉が重い場合は、軽いドアに交換したり、引き戸にしたりするのも有効です。

避難図解:バリアフリー

(部屋から玄関までの経路をイメージしてください。スロープ、手すり、広い通路を線で示し、矢印で避難方向を指し示す)

ポイント:スロープを利用して段差を解消する。手すりを握りながら移動する。広い通路を確保してスムーズに移動する。

バリアフリー対策は、高齢者だけでなく、家族全員にとって快適な住環境を作る上で重要です。少しずつでも、できることから始めてみましょう。

3. サポート計画の作成

いざという時、高齢者だけで避難するのが難しい場合もあります。そこで、家族や近所の人と協力して、サポート計画を作成しておくことが大切です。

サポート計画では、以下の点を明確にしておきましょう。

  • 避難時の役割分担:誰が誰をサポートするのか、具体的な役割分担を決めましょう。例えば、「お父さんはお母さんの車椅子を押す」「お兄さんは荷物を持つ」など。
  • 連絡手段の確保:災害時に連絡が取れるように、連絡手段を確保しておきましょう。携帯電話だけでなく、災害用伝言ダイヤルなども活用しましょう。
  • 避難場所の確認:避難場所を事前に確認しておきましょう。高齢者が安心して過ごせる場所を選びましょう。
  • 緊急連絡先のリスト:家族や親戚、医療機関などの緊急連絡先をリストにして、持ち歩きましょう。
  • 介護用品の準備:おむつや薬など、介護に必要なものを事前に準備しておきましょう。

避難図解:サポート計画

(家族が協力して高齢者をサポートする様子をイメージしてください。車椅子を押す人、荷物を持つ人、声をかける人など。矢印で避難方向を指し示す)

ポイント:役割分担を明確にする。声をかけながら安心させる。安全な場所まで誘導する。

サポート計画は、定期的に見直し、必要に応じて修正しましょう。また、避難訓練を行うことで、スムーズな避難行動を身につけることができます。

近所の方との連携も重要です。日頃から挨拶を交わしたり、困ったことがあれば助け合ったりすることで、いざという時に協力しやすくなります。「向こう三軒両隣」という言葉を思い出して、地域とのつながりを大切にしましょう。

避難図を書いてみよう

ここまで、避難経路チェックの3つのポイントについて解説してきましたが、これらの情報をまとめた避難図を作成することをおすすめします。

避難図には、以下の情報を記載しましょう。

  • 自宅の間取り図:自宅の間取りを図で示しましょう。
  • 避難経路:安全な避難経路を矢印で示しましょう。階段、スロープ、手すりなどの位置も記載しましょう。
  • 非常口:非常口の位置を明記しましょう。
  • 防災グッズの保管場所:防災グッズの保管場所を明記しましょう。
  • 緊急連絡先:家族や親戚、医療機関などの緊急連絡先を記載しましょう。
  • 避難場所:避難場所を明記しましょう。

避難図は、家族全員が見やすい場所に掲示しましょう。また、定期的に見直し、必要に応じて修正しましょう。

難しく考える必要はありません。手書きでも構いませんので、まずは簡単な避難図を作成してみましょう。私も、家族と一緒に避難図を作成してみましたが、改めて危険な場所や改善点が見えてきて、大変役に立ちました。

避難袋の準備

避難時には、必要なものをすぐに持ち出せるように、避難袋を準備しておきましょう。

避難袋には、以下のものを入れておくと安心です。

  • 食料:非常食(水、乾パン、レトルト食品など)を3日分程度用意しましょう。
  • 飲料水:1人1日3リットルを目安に、飲料水を確保しましょう。
  • 懐中電灯:電池式の懐中電灯を用意しましょう。
  • ラジオ:情報収集のために、ラジオを用意しましょう。
  • 救急用品:絆創膏、消毒液、包帯など、簡単な救急用品を用意しましょう。
  • 常備薬:普段飲んでいる薬を忘れずに用意しましょう。
  • 現金:自動販売機や公衆電話など、現金が必要になる場面もあります。
  • 着替え:下着や靴下など、着替えを用意しましょう。
  • タオル:体を拭いたり、防寒具としても使えます。
  • ウェットティッシュ:体を拭いたり、手を拭いたりするのに便利です。
  • マスク:感染症対策として、マスクを用意しましょう。
  • 軍手:瓦礫などを撤去する際に、手を保護できます。
  • 防災ずきん:落下物から頭部を守ります。
  • その他:高齢者の場合は、おむつや介護用品なども用意しましょう。

避難袋は、リュックサックなどに入れて、両手が使えるようにしておきましょう。また、重すぎると持ち運びが大変なので、必要なものだけを厳選しましょう。

避難袋の中身は、定期的に点検し、賞味期限切れの食品や電池切れの懐中電灯などを交換しましょう。

まとめ:備えあれば憂いなし

今回は、高齢者がいるご家庭向けの避難経路チェックについて解説しました。階段の安全確認、バリアフリー対策、サポート計画の作成、避難図の作成、避難袋の準備など、やるべきことはたくさんありますが、一つずつ丁寧に取り組んでいきましょう。

「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、日頃からしっかりと備えておくことで、いざという時にも冷静に対応することができます。私も、この記事を書いているうちに、改めて防災意識が高まりました。

この記事が、皆様の防災対策の一助となれば幸いです。そして、安全で安心な毎日を送れるよう、心から願っています。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!