家具転倒防止の選び方

「まさか自分が…」と思っていても、地震はいつどこで起こるかわかりません。
特に60代になると、若い頃に比べて体力も落ちて、地震の際に素早く安全な場所に避難することが難しくなることも。
もしも家具が倒れてきたら…と考えると、不安になりますよね。
朝は空気が澄んでいて気持ちがいいのですが、それでも、いつ何が起こるか分からない。備えあれば憂いなし、です。

そこで今回は、もしもの時に備えて、家具転倒防止グッズの選び方について、わかりやすく解説します。
難しいことは抜きにして、今日からできる対策を一緒に考えていきましょう。
備えあれば憂いなし、です。

まずは知っておこう!家具転倒の危険性

地震の揺れで家具が倒れると、下敷きになって怪我をするだけでなく、避難経路を塞いでしまう可能性もあります。
特に寝室や玄関など、避難経路となりうる場所の家具は、しっかりと対策をしておくことが大切です。
安全な空間を確保するためにも、家具転倒防止は重要な課題なのです。

家具転倒防止グッズの種類と特徴

家具転倒防止グッズには、様々な種類があります。
それぞれの特徴を知って、ご自宅の家具や環境に合ったものを選びましょう。
ここでは、代表的な3つのタイプをご紹介します。
自分は夕方派なのですが、日が暮れる前に家の中の安全点検をすると、気持ちが落ち着きます。

突っ張り棒

天井と家具の間に突っ張り棒を設置することで、家具が倒れるのを防ぎます。
取り付けが比較的簡単で、賃貸住宅でも使いやすいのが特徴です。
家具の種類や設置場所に合わせて、様々な長さや耐荷重のものが販売されています。

L字金具

家具と壁をL字型の金具で固定することで、転倒を防ぎます。
突っ張り棒に比べて、より強力に固定できるのが特徴です。
ただし、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸住宅では注意が必要です。
壁の材質によっては、使用できない場合もあります。

耐震マット

家具の底に敷くことで、地震の揺れを吸収し、転倒を防ぎます。
取り付けが非常に簡単で、家具を傷つける心配もありません。
ただし、突っ張り棒やL字金具に比べて、固定力は弱くなります。
軽い家具や、転倒のリスクが低い場所に最適です。

用途別!おすすめの家具転倒防止グッズ

それぞれの家具や設置場所によって、最適な転倒防止グッズは異なります。
ここでは、用途別におすすめのグッズをご紹介します。

寝室

寝室は、睡眠中に地震が起きた場合に、最も危険な場所の一つです。
万が一の事態に備えて、しっかりと対策をしておきましょう。
ベッドの近くには、背の高い家具を置かないのが理想的ですが、どうしても置く場合は、突っ張り棒とL字金具を併用するのがおすすめです。
また、タンスやチェストなどには、耐震マットも併用すると、より安心です。

リビング

リビングは、家族が集まる場所であり、テレビや本棚など、背の高い家具が多い場所でもあります。
テレビは、耐震マットや転倒防止ベルトで固定しましょう。
本棚は、突っ張り棒やL字金具で固定するのがおすすめです。
また、観葉植物など、倒れて怪我をする可能性があるものは、できるだけ低い場所に置くようにしましょう。

キッチン

キッチンは、食器棚や冷蔵庫など、重い家具が多い場所です。
食器棚は、中身が飛び出さないように、扉にロックをかけると安心です。
冷蔵庫は、L字金具で壁に固定するのがおすすめです。
また、ガスコンロの周りには、燃えやすいものを置かないようにしましょう。

玄関

玄関は、避難経路となる場所です。
靴箱が倒れて避難経路を塞いでしまわないように、突っ張り棒やL字金具で固定しましょう。
また、傘立てなど、倒れて怪我をする可能性があるものは、できるだけ壁際に寄せて置くようにしましょう。

選び方のポイントまとめ

家具転倒防止グッズを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。

  • 家具の種類と重さ: 重い家具には、より強力な固定力のあるものを選びましょう。
  • 設置場所の状況: 壁の材質や強度などを考慮して、適切なものを選びましょう。
  • 賃貸住宅かどうか: 壁に穴を開ける必要があるL字金具は、賃貸住宅では注意が必要です。
  • 取り付けの難易度: ご自身の体力やスキルに合わせて、取り付けやすいものを選びましょう。
  • 価格: 予算に合わせて、必要な機能を備えたものを選びましょう。

【一覧表】家具転倒防止グッズ比較

それぞれのグッズの特徴を比較してみましょう。

グッズの種類 メリット デメリット おすすめの場所 目安価格
突っ張り棒 取り付けが簡単、賃貸でも使いやすい 耐荷重に注意が必要 寝室、リビング、玄関 1,000円~3,000円
L字金具 強力な固定力 壁に穴を開ける必要がある 寝室、キッチン、重い家具 500円~1,500円
耐震マット 取り付けが非常に簡単、家具を傷つけない 固定力は弱め 軽い家具、転倒のリスクが低い場所 300円~1,000円

自分でできる!家具転倒防止対策

家具転倒防止グッズを使うだけでなく、日頃からできる対策もあります。

  • 家具の配置を見直す: 背の高い家具は、できるだけ壁際に置き、出入り口や避難経路を塞がないようにしましょう。
  • 家具の上に物を置かない: 家具の上に物を置くと、地震の際に落下して怪我をする可能性があります。できるだけ物を置かないようにしましょう。
  • 重いものは下の段に: 本棚や食器棚など、重いものは下の段に入れるようにしましょう。
  • 日頃から安全意識を持つ: 地震が起きた際に、どこに避難するか、どのように行動するかなどを、家族で話し合っておきましょう。

まとめ:備えあれば憂いなし!

家具転倒防止対策は、地震から身を守るための大切な備えです。
今回ご紹介した情報を参考に、ご自宅の状況に合わせて、最適な対策を講じてください。
「自分は大丈夫」と思わずに、できることから少しずつ始めてみましょう。
備えあれば憂いなし、です。安全な暮らしを送るために、今日から行動を起こしましょう。