「人生100年時代」なんて言われるようになって、60代からの過ごし方もずいぶんと変わってきましたよね。私も朝は空気が澄んでいて気持ちがいいので、軽いストレッチをするのが日課です。さて、60代からの生活設計を考える上で、住み替えという選択肢が注目されています。でも、いざとなると何から考えればいいのか、不安になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、60代で住み替えるメリットと注意点を、バリアフリー、近隣環境、家賃という3つのポイントに絞って、わかりやすく解説します。体験談も交えながら、あなたの住み替えを成功させるお手伝いができれば幸いです。
住み替えを考える前に:今の住まいの状況を見つめ直す
まず大切なのは、今の住まいの何が問題なのかを明確にすることです。「広すぎる」「階段がつらい」「近所の騒音が気になる」など、具体的な不満を書き出してみましょう。
私も以前住んでいた家は、庭が広くて気に入っていたのですが、草むしりが大変になってきて、体力的に厳しくなってきました。自分は夕方派なので、日中の草むしりは本当にしんどくて…。そんな経験から、住み替えを検討し始めたんです。
60代で住み替えるメリット
バリアフリーの住まいで安心・快適な暮らし
年齢を重ねると、どうしても身体機能は衰えてきます。階段の上り下りがつらくなったり、ちょっとした段差でつまずきやすくなったり。バリアフリーの住まいに住み替えることで、これらの不安を解消し、安心して快適な暮らしを送ることができます。
例えば、
- 段差のないフラットな床: つまづきによる転倒を防ぎます。
- 手すりの設置: 階段やトイレ、浴室などに設置することで、移動をサポートします。
- 広い廊下と出入り口: 車椅子での移動もスムーズに行えます。
近隣環境の変化で生活の質を向上
長年住んでいると、近隣の状況も変わってきます。お店がなくなって買い物に不便になったり、騒音が気になったり。住み替えによって、より自分に合った環境で生活することができます。
例えば、
- スーパーや病院が近い: 日常生活に必要なものがすぐに手に入り、万が一の時も安心です。
- 静かな環境: 騒音に悩まされることなく、落ち着いて過ごせます。
- 公園や緑地が近い: 気軽に散歩や運動を楽しめます。
家賃を見直して経済的な負担を軽減
定年退職後、収入が減ることも考えられます。家賃を見直すことで、経済的な負担を軽減し、ゆとりのある生活を送ることができます。
例えば、
- 郊外の家賃が安いエリアに住む: 同じ広さの家でも、都心に比べて家賃を抑えられます。
- コンパクトな住まいに住み替える: 無駄なスペースをなくし、家賃を抑えられます。
- 高齢者向けの住宅に入居する: バリアフリー設備が整っているだけでなく、生活支援サービスを受けられる場合もあります。
住み替えで注意すべきポイント
バリアフリー設備の確認:本当に自分に合っているか
⚠ バリアフリー設備は、あれば良いというものではありません。自分の身体状況や生活スタイルに合った設備を選ぶことが大切です。
例えば、手すりの高さや位置、トイレの広さなど、実際に体験して確認することをおすすめします。また、将来的に介護が必要になった場合のことも考慮して、設備を選ぶようにしましょう。
近隣環境の調査:昼と夜で雰囲気が違うことも
⚠ 近隣環境は、昼間と夜間で雰囲気が異なる場合があります。実際に時間帯を変えて、周辺を歩いてみることをおすすめします。
また、騒音や治安、交通の便など、気になる点は事前に確認しておきましょう。地域の評判や口コミも参考になります。
家賃以外にかかる費用:初期費用や管理費も考慮
⚠ 家賃だけでなく、初期費用(敷金、礼金、仲介手数料など)や管理費、共益費なども考慮して、住み替え後の費用をシミュレーションすることが大切です。
また、引っ越し費用や家具の買い替え費用なども忘れずに計算に入れましょう。高齢者向けの住宅の場合、入居一時金が必要な場合もあります。
住み替えの比較検討:メリット・デメリットを整理
住み替えを検討する際には、複数の物件を比較検討することが大切です。それぞれの物件のメリット・デメリットを整理し、自分にとって最適な物件を選びましょう。
住み替え先候補の比較表
| 物件名 | バリアフリー | 近隣環境 | 家賃(月額) | 初期費用 | その他費用 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 〇〇マンション | 手すり、フラットフロア | スーパーまで徒歩5分、静かな住宅街 | 12万円 | 36万円 | 管理費1万円 | 駅近で便利、日当たり良好 | 家賃が高い、収納が少ない |
| △△アパート | 一部バリアフリー | 公園が近い、コンビニまで徒歩10分 | 8万円 | 24万円 | 共益費5千円 | 家賃が安い、ペット可 | 駅から遠い、築年数が古い |
| □□高齢者住宅 | フルバリアフリー | 病院併設、生活支援サービス充実 | 15万円 | 入居一時金100万円 | 食費、介護サービス費 | 安心・安全、生活サポートが充実 | 費用が高い、自由度が低い |
※ 上記はあくまでサンプルです。実際には、ご自身の状況に合わせて項目を追加・修正してください。
住み替えを成功させるためのステップ
ステップ1:情報収集
インターネットや不動産会社、高齢者住宅の相談窓口などを活用して、住み替えに関する情報を集めましょう。地域の情報や物件の情報を集めるだけでなく、住み替えに関するセミナーや相談会に参加するのもおすすめです。
ステップ2:資金計画
住み替えにかかる費用を算出し、資金計画を立てましょう。自己資金だけでなく、住宅ローンやリフォームローン、高齢者向けの融資制度なども検討しましょう。ファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。
ステップ3:物件探し
不動産会社や高齢者住宅の相談窓口に相談し、希望条件に合った物件を探しましょう。複数の物件を見学し、実際に住んでみることをイメージしながら、比較検討しましょう。
ステップ4:契約・引っ越し
気に入った物件が見つかったら、契約の手続きを行いましょう。契約内容をよく確認し、不明な点は必ず質問しましょう。引っ越しの準備を進め、新しい生活をスタートさせましょう。
まとめ:住み替えは、より豊かなセカンドライフへの第一歩
60代からの住み替えは、不安も多いかもしれませんが、より快適で安心な生活を送るための有効な手段です。バリアフリー、近隣環境、家賃という3つのポイントをしっかり押さえ、自分に合った住まいを見つけましょう。
住み慣れた場所を離れるのは勇気がいることですが、新しい環境で新しい出会いがあるかもしれません。私も住み替えてから、近所の人たちとの交流が始まり、毎日がとても充実しています。
この記事が、あなたの住み替えを成功させるための一助となれば幸いです。

