やる気が出ない日の乗り越え方

「なんだか今日は、どうしてもやる気が起きない…」。そんな日、ありますよね。朝起きた時から体が重かったり、特に理由はないけれど気分が沈んでいたり。私も若い頃は無理をして頑張っていましたが、60代になった今は、うまく付き合う方法を見つけました。今回は、そんな「やる気が出ない日」を、少しでも心地よく乗り越えるためのヒントをお届けします。

1.まずは「やる気が出ない」自分を受け入れる

「今日はダメだ…」と感じたら、無理に奮い立たせようとせず、まずはその気持ちを認めてあげましょう。「頑張らなきゃ」と焦る気持ちが、さらにストレスを増やしてしまうこともあります。まるで、雨の日に無理やり晴れようとするようなもの。雨の日には雨の日の過ごし方があるように、やる気が出ない日には、それに合わせた過ごし方を選べばいいんです。

完璧主義な方は特に、「何もしない」ことに罪悪感を抱きがちです。でも、たまには休息も必要。自分を甘やかす日があってもいいんですよ。

私も昔は、やる気が出ない自分を責めてばかりでした。でも、ある時、庭の草花を見ていて気づいたんです。花も常に満開なわけではなく、雨の日には雨に打たれ、休む時間も必要だということに。それからは、「今日は休息日」と割り切って、罪悪感を感じずに過ごせるようになりました。

2.シンプルなルーティンで心と体を整える

やる気が出ない時でも、いつも通りのルーティンをこなすことで、少しずつエンジンがかかってくることがあります。ポイントは、できるだけシンプルで、負担にならないものを選ぶこと。例えば、以下のようなものを取り入れてみましょう。

(1) 朝の光を浴びる

カーテンを開けて、太陽の光を浴びるだけでも効果があります。朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、セロトニンという幸せホルモンが分泌されやすくなると言われています。「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」と感じる方も多いのではないでしょうか。窓を開けて、深呼吸するのもおすすめです。

天気が悪い日でも、電気をつけて明るくするだけでも、気分転換になりますよ。

(2) 簡単なストレッチ

体を動かすことで、血行が促進され、気分転換になります。激しい運動をする必要はありません。ラジオ体操や、簡単なヨガなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。私は、肩や首をゆっくり回すだけでも、スッキリします。

椅子に座ったままできるストレッチもたくさんあります。テレビを見ながらでもできるので、試してみてください。

(3) 丁寧な朝食

バランスの取れた朝食をゆっくりと食べることは、体と心を満たすために大切です。温かい飲み物を添えれば、さらにリラックスできます。私は、トーストにバターを塗って、ゆっくりとコーヒーを飲むのが好きです。

もし食欲がない場合は、ヨーグルトやフルーツだけでもOK。無理に食べる必要はありません。

3.深呼吸でリラックス

深い呼吸は、自律神経を整え、リラックス効果を高めます。特に、ストレスを感じている時や、不安な気持ちになっている時には、意識的に深呼吸をしてみましょう。呼吸に集中することで、雑念を払い、心を落ち着かせることができます。

深呼吸のやり方

  1. 椅子に座るか、楽な姿勢で立ちます。
  2. 目を閉じて、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。お腹を膨らませるように意識しましょう。
  3. 数秒間息を止めます。
  4. ゆっくりと口から息を吐き出します。お腹をへこませるように意識しましょう。
  5. これを数回繰り返します。

深呼吸をする時は、周りの音や、自分の体の感覚に意識を向けてみましょう。

私は、庭で深呼吸をするのが好きです。土の匂いや、草花の香りを嗅ぎながら深呼吸をすると、心が安らぎます。

4.音楽の力で気分転換

音楽は、気分を高揚させたり、リラックスさせたりする効果があります。やる気が出ない時には、好きな音楽を聴いて、気分転換をしてみましょう。アップテンポな曲を聴いて体を動かしたり、リラックスできる音楽を聴いて心を落ち着かせたり、その時の気分に合わせて選んでみましょう。

音楽の選び方

  • アップテンポな曲:気分を高めたい時、体を動かしたい時
  • リラックスできる曲:心を落ち着かせたい時、リラックスしたい時
  • 懐かしい曲:昔を思い出して、気分を上げたい時

音楽を聴きながら、軽い運動をするのもおすすめです。体を動かすことで、さらに気分転換になります。

私は、若い頃に聴いていた音楽を聴くのが好きです。当時の思い出が蘇り、懐かしい気持ちになります。

5.小さな目標を設定する

大きな目標を立ててしまうと、プレッシャーを感じて、さらにやる気がなくなってしまうことがあります。そんな時は、小さな目標を設定して、達成感を味わうようにしましょう。例えば、「洗濯物を畳む」「手紙を1通書く」「庭の草むしりをする」など、簡単にできることから始めてみましょう。

目標を達成したら、自分にご褒美をあげましょう。好きなものを食べたり、好きなことをしたりして、自分を労ってあげてください。

私は、庭の草むしりをすることが多いです。草むしりをしていると、無心になれるので、気分転換になります。それに、庭が綺麗になると、達成感も味わえます。

6.人に話を聞いてもらう

誰かに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。家族や友人、信頼できる人に、今の気持ちを話してみましょう。話すことで、自分の気持ちを整理することができたり、新たな視点に気づけたりすることもあります。

話す相手がいない場合は、日記に気持ちを書き出すのも効果的です。

私は、昔からの友人に電話をして、話を聞いてもらうことが多いです。友人と話していると、自然と笑顔になれます。また、友人からのアドバイスは、いつも参考になります。

7.夕方以降に備える

「自分は夕方派」という方もいるでしょう。日が暮れてからの方が調子が出る、という方もいます。無理に午前中に活動しようとせず、夕方以降に備えて、午前中はゆっくりと過ごすのも一つの方法です。

理由は人それぞれだと思いますが、私は夕方になると、一日の疲れが取れて、リラックスできるからです。それに、夕食の準備をしたり、家族と団欒したりするのが好きなので、夕方以降が楽しみなんです。

夕方以降に備えるための過ごし方

  • 昼寝をする
  • 読書をする
  • 映画を観る
  • 趣味に没頭する

夕方以降に備えて、体力温存に努めましょう。無理な予定は入れず、リラックスできる時間を作りましょう。

私は、夕食の準備をするのが好きです。家族が喜んでくれる顔を見るのが、何よりの楽しみです。

8.どうしても辛い時は専門家へ相談

もし、これらの方法を試しても、どうしても気分が晴れない、日常生活に支障をきたす場合は、専門家への相談も検討しましょう。心療内科や精神科を受診することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。決して一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも大切です。

相談することは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の心と体に向き合う勇気ある行動です。

私も、過去に一度、心療内科を受診したことがあります。先生に話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になり、前向きな気持ちになれました。

最後に

「やる気が出ない日」は、誰にでもあります。大切なのは、そんな自分を責めずに、優しく受け止めてあげること。そして、今回ご紹介した方法を参考に、自分に合った乗り越え方を見つけてみてください。焦らず、ゆっくりと、自分のペースで過ごすことが、何よりも大切です。そして、時には誰かの力を借りることも忘れずに。あなたが、心穏やかに毎日を過ごせることを願っています。