春の落ち込みに対処

春うららかな季節、心も軽やかに過ごしたいものですが、なぜか気分が晴れない…そんな経験はありませんか? 「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」と感じる日もあれば、どうにもこうにもやる気が起きない日も。「自分は夕方派。理由は、日中のあれこれを終えてホッとできるからかな」なんて人もいるかもしれませんね。 実は、春は気分の落ち込みを感じやすい時期なんです。今回は、その理由と、少しでも心地よく過ごすためのヒントをお届けします。

春に気分が落ち込みやすいのはなぜ?

春の気候は変わりやすく、私たちの心と体に様々な影響を与えることがあります。ここでは、主な要因を3つご紹介します。

1.気象の変化と体調

春は気温や気圧の変化が激しい季節です。暖かい日もあれば、急に寒くなる日も。このような気象の変化に体がついていけず、自律神経が乱れやすくなります。自律神経は、私たちの体の様々な機能をコントロールしている大切な神経。これが乱れると、倦怠感、睡眠不足、頭痛など、様々な不調が現れることがあります。

気圧の変化、本当に体にきますよね。私も若い頃から天気痛持ちで…。無理せず、ゆったり過ごす時間を意識することが大切かもしれませんね。

2.環境の変化と孤独感

春は、入学、卒業、就職、転勤など、環境が大きく変わる時期でもあります。新しい環境に慣れるには、時間もエネルギーも必要です。また、慣れない人間関係に疲れてしまったり、大切な人との別れを経験したりして、孤独感を抱えやすい時期でもあります。

そうそう、私も定年退職後、急に孤独を感じることがありました。今まで仕事で繋がっていた人たちとの交流が減ってしまって…。新しい趣味を見つけたり、地域の活動に参加したりすることで、少しずつ解消されましたよ。

3.年度始めのプレッシャーとやる気の波

4月は新しい年度の始まり。目標を立てたり、新しい計画を立てたりする方も多いでしょう。しかし、張り切りすぎてしまうと、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまうことも。また、春は「五月病」という言葉があるように、ゴールデンウィーク明けに、急にやる気がなくなってしまうこともあります。

わかります! 私も若い頃は「今年こそは!」と意気込んで、結局三日坊主…なんてことがよくありました(笑)。完璧主義にならず、「まあ、いっか」くらいの気持ちでいるのが、長続きの秘訣かもしれませんね。

気分の落ち込みを和らげるためのヒント

気分の落ち込みを感じた時は、無理せず、自分のペースで過ごすことが大切です。ここでは、日常生活でできる簡単な対処法をご紹介します。

1.太陽の光を浴びる

太陽の光を浴びることは、体内時計を整え、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促す効果があると言われています。朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びるように心がけましょう。ベランダで軽い体操をするのもおすすめです。

私も毎日、庭に出て日光浴をしています。最初は数分でもいいんです。太陽の光を浴びると、不思議と元気が出てきますよね。

2.軽い運動をする

ウォーキング、ストレッチ、ヨガなど、軽い運動は、心身のリフレッシュに効果的です。運動することで、血行が促進され、脳内の神経伝達物質のバランスが整うと言われています。無理な運動は逆効果なので、心地よいと感じる程度の運動を心がけましょう。

最近、近所の公園をゆっくり散歩するのが日課です。緑に囲まれて、鳥のさえずりを聞いていると、心が落ち着きます。ラジオ体操もいい運動になりますよ!

3.質の良い睡眠をとる

睡眠不足は、気分の落ち込みを悪化させる原因の一つです。毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように心がけましょう。寝る前にカフェインを摂取したり、スマートフォンを長時間見たりするのは避けましょう。リラックスできる音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするのもおすすめです。

寝る前にホットミルクを飲むと、よく眠れる気がします。あと、寝室の温度や湿度を調整するのも大切ですね。自分にとって快適な睡眠環境を見つけることが重要です。

4.バランスの取れた食事を心がける

栄養バランスの偏った食事は、心身の不調につながることがあります。野菜、果物、タンパク質、炭水化物をバランス良く摂取するように心がけましょう。特に、トリプトファンというアミノ酸は、セロトニンの材料となるため、積極的に摂取したい栄養素です。トリプトファンは、牛乳、ヨーグルト、大豆製品、ナッツなどに多く含まれています。

最近は、発酵食品を積極的に食べるようにしています。腸内環境を整えることが、心の健康にもつながるみたいですよ。ぬか漬け、味噌汁、納豆…日本の伝統食は、本当に素晴らしいですね。

5.趣味や好きなことに時間を使う

趣味や好きなことに時間を使うことは、気分転換になり、心の満足感を得ることに繋がります。ガーデニング、読書、音楽鑑賞、絵を描く、手芸など、自分が楽しめることを見つけて、積極的に時間を使うようにしましょう。新しい趣味に挑戦するのもおすすめです。

私は、若い頃から続けている絵を描く時間が、何よりも好きです。筆を握っていると、嫌なことも忘れられます。最近は、孫と一緒に折り紙をするのも楽しいですね。

6.誰かと話をする

誰かと話をするだけでも、気持ちが楽になることがあります。家族、友人、近所の人など、信頼できる人に、自分の気持ちを話してみましょう。話すことが苦手な場合は、手紙やメールで気持ちを伝えるのも良いでしょう。地域のコミュニティに参加したり、ボランティア活動をしたりするのも、交流の機会を増やす良い方法です。

私も、落ち込んだ時は、昔からの友人に電話をすることがあります。「話す」って、本当に大切ですよね。聞いてもらうだけでも、心が軽くなります。

7.完璧主義を手放す

完璧主義は、自分自身を苦しめる原因になることがあります。「~すべき」「~でなければならない」という考え方を手放し、「まあ、いっか」という気持ちで過ごすように心がけましょう。完璧でなくても、十分に素晴らしい自分を認めてあげることが大切です。

若い頃は完璧主義だった私も、歳を重ねるごとに、肩の力が抜けてきました(笑)。完璧じゃなくても、十分幸せに生きられるって、気づいたんです。

8.休息をとる

疲れている時は、無理をせず、休息をとることが大切です。昼寝をしたり、マッサージに行ったり、温泉に入ったりして、心身をリラックスさせましょう。何もせずに、ぼーっと過ごす時間も、時には必要です。

最近は、近くの温泉によく行きます。お湯に浸かって、美味しいものを食べて、ぐっすり眠る…最高の贅沢ですよね。日頃の疲れを癒すには、温泉が一番です!

それでもつらい時は

ご紹介した対処法を試しても、気分の落ち込みが続く場合は、専門機関に相談することも検討しましょう。早めに相談することで、より適切なサポートを受けることができます。

春は、新しいスタートの季節であると同時に、心身のバランスを崩しやすい季節でもあります。無理をせず、自分のペースで、心地よく過ごせるように、ご紹介したヒントを参考にしてみてくださいね。そして、困った時は、遠慮なく周りの人に頼ってください。あなたは決して一人ではありません。