長年付き合っている肩こり、つらいですよね。特に60代になると、若い頃よりも体が動きにくくなり、肩こりも慢性化しがちです。一日中座りっぱなしのデスクワークや、家事での同じ姿勢の繰り返しなど、肩こりの原因は様々です。今回は、椅子に座ったままでも簡単にできる、肩こり対策ストレッチをご紹介します。無理なく続けられるストレッチで、肩の重みを軽減し、快適な毎日を送りましょう。
座ったまま肩こり対策ストレッチ:基本の考え方
ストレッチを行う上で大切なのは、無理をしないことです。痛みを感じたらすぐに中止し、呼吸を止めずにゆっくりと行いましょう。毎日続けることで、少しずつ体の変化を感じられるはずです。ストレッチ前には軽く水分補給をすることも忘れずに。
肩回しストレッチ
肩甲骨を意識しながら、肩全体を大きく回すことで、肩周りの筋肉をほぐします。
肩回しストレッチの手順
- 椅子に座り、背筋を伸ばしてリラックスします。
- 両肩に軽く手を添えるか、腕を自然に下ろします。
- まずは肩を前に向かって、ゆっくりと大きく10回回します。
- 次に、肩を後ろに向かって、同じようにゆっくりと大きく10回回します。
ポイント:肩を回すときは、肩甲骨が動いていることを意識しましょう。呼吸を止めずに、自然な呼吸を心がけてください。もし痛みを感じる場合は、無理せず、回す範囲を小さくしたり、回数を減らしたりしてください。
肩回しストレッチのバリエーション
基本的な肩回しに慣れてきたら、少しアレンジを加えることで、さらに効果を高めることができます。
- 肘回し:肩に手を添える代わりに、両手を肩の高さまで上げ、肘を大きく回すようにします。
- 片方ずつの肩回し:片方の肩ずつ、大きく回します。これにより、左右の肩の柔軟性の違いに気づくことができます。
首倒しストレッチ
首の筋肉をゆっくりと伸ばすことで、首や肩の緊張を和らげます。
首倒しストレッチの手順
- 椅子に座り、背筋を伸ばしてリラックスします。
- ゆっくりと首を右側に倒し、右耳が右肩に近づくようにします。
- 左側の首筋が伸びているのを感じながら、15秒ほどキープします。
- ゆっくりと首を元の位置に戻します。
- 同じように、首を左側に倒し、15秒ほどキープします。
- 次に、ゆっくりと首を前に倒し、顎を胸に近づけます。
- 首の後ろ側が伸びているのを感じながら、15秒ほどキープします。
- ゆっくりと首を元の位置に戻します。
- 最後に、ゆっくりと首を後ろに倒し、天井を見上げるようにします。
- 首の前側が伸びているのを感じながら、15秒ほどキープします。
- ゆっくりと首を元の位置に戻します。
ポイント:首を倒すときは、無理に深く倒そうとせず、気持ちの良い範囲で行いましょう。肩が上がらないように、肩の力を抜いてリラックスすることが大切です。首に痛みがある場合は、このストレッチは控えましょう。
首倒しストレッチの注意点
首は非常にデリケートな部分です。以下の点に注意して行いましょう。
- 急激な動きは避ける。
- 痛みを感じたらすぐに中止する。
- めまいや吐き気がする場合は、医師に相談する。
深呼吸ストレッチ
深い呼吸をすることで、体の緊張をほぐし、リラックス効果を高めます。
深呼吸ストレッチの手順
- 椅子に座り、背筋を伸ばしてリラックスします。
- 目を閉じ、ゆっくりと鼻から息を吸い込みます。お腹を膨らませるように意識しましょう。
- 息を吸い込んだら、数秒間息を止めます。
- ゆっくりと口から息を吐き出します。お腹を凹ませるように意識しましょう。
- これを5〜10回繰り返します。
ポイント:呼吸に集中することで、心身ともにリラックスできます。肩の力を抜き、リラックスした状態で行うことが大切です。
深呼吸ストレッチの効果
深呼吸は、単にリラックス効果を高めるだけでなく、様々な効果が期待できます。
- 血行促進:深い呼吸は血行を促進し、体の隅々まで酸素を運びます。
- 自律神経の調整:副交感神経を優位にし、心身のバランスを整えます。
- 精神安定:不安やストレスを軽減し、精神的な安定をもたらします。
日常生活での注意点
ストレッチと並行して、日常生活でも肩こりを予防する工夫をしましょう。
- 正しい姿勢を保つ:座るときは背筋を伸ばし、猫背にならないように心がけましょう。
- 長時間同じ姿勢を避ける:1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチをしましょう。
- 適度な運動:ウォーキングや水泳など、軽い運動を取り入れましょう。
- 温める:蒸しタオルや入浴で肩周りを温めましょう。
まとめ
今回は、座ったままできる肩こり対策ストレッチをご紹介しました。肩回し、首倒し、深呼吸という簡単なストレッチですが、毎日続けることで肩の重みを軽減し、快適な毎日を送る助けとなるでしょう。無理せず、ご自身のペースで続けてみてください。また、日常生活での姿勢や習慣にも気を配り、肩こりの予防に努めましょう。もし症状が改善しない場合は、専門家にご相談ください。

