うたた寝が夜の睡眠を妨げる? 快適な毎日を送るための仮眠の知恵
「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」…そう感じる今日この頃。私も若い頃は夜型だったのですが、最近は早朝に目が覚めることが多くなりました。でも、午後になるとどうしても眠気が…。ついつい、ソファーでうたた寝してしまうんですよね。でも、夜になると、なかなか寝付けない…。もしかして、このうたた寝が原因?
そうなんです。実は、多くの60代の方が同じように、日中のうたた寝と夜の睡眠の質の関係に悩んでいるかもしれません。今回は、日中の仮眠とうたた寝が夜の睡眠にどう影響するのか、データも交えながら、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
なぜ、年を重ねると眠くなるの? 睡眠のメカニズムを知ろう
年齢を重ねると、若い頃と比べて睡眠の質やリズムが変化するのは、自然なことです。若い頃のようにグッスリ眠れない、夜中に何度も目が覚める、ということはありませんか?それは、睡眠をコントロールするホルモンや脳の機能が変化することが原因の一つと考えられています。
睡眠の質と量の変化
加齢とともに、深い睡眠であるノンレム睡眠の時間が短くなる傾向があります。ノンレム睡眠は、疲労回復や記憶の整理に重要な役割を果たしています。また、睡眠時間そのものも短くなることがあります。
ある研究(※架空の研究です)によると、60代の平均睡眠時間は7時間弱で、20代の頃より1時間ほど短くなっているというデータもあります。
体内時計の変化
人間の体には、約24時間周期でリズムを刻む体内時計が備わっています。この体内時計は、光や食事、運動などの刺激によって調整されていますが、加齢とともにその機能が衰え、睡眠のリズムが乱れやすくなります。
例えば、若い頃は夜遅くまで起きていても、朝はスッキリ起きられたのに、最近は早く目が覚めてしまう、という経験はありませんか?
その他の要因
他にも、加齢に伴う身体的な変化、例えば関節痛や頻尿などが睡眠を妨げることもあります。また、退職後の生活の変化や、家族構成の変化なども、心理的なストレスとなり、睡眠に影響を与えることがあります。
私の場合は、退職後に時間に余裕ができたことで、昼間に活動量が減り、夜に眠気が来にくくなったように感じています。
うたた寝・仮眠のメリット・デメリット
さて、本題のうたた寝・仮眠についてです。日中の短い睡眠は、必ずしも悪いものではありません。上手に活用すれば、午後の活動意欲を高めたり、疲労回復を助けたりする効果も期待できます。しかし、一方で、夜の睡眠を妨げる可能性も秘めています。
仮眠のメリット
- 疲労回復: 短時間の睡眠は、疲れた脳や体をリフレッシュさせる効果があります。
- 集中力向上: 午後の眠気を解消し、集中力を高めることができます。
- 記憶力向上: 睡眠中に記憶が整理・定着されるため、学習効果を高める可能性があります。
- 気分の改善: 疲労感が軽減されることで、気分がリフレッシュし、前向きな気持ちになれます。
ある研究(※架空の研究です)では、20分程度の仮眠を取った人は、取らなかった人に比べて、認知機能が向上し、作業効率が上がったという結果が出ています。
私も、午後に30分程度の仮眠を取ると、その後の家事や趣味の時間がより充実するように感じています。
仮眠のデメリット
- 夜の睡眠への影響: 長すぎる仮眠や、夕方以降の仮眠は、夜の寝つきを悪くする可能性があります。
- 睡眠慣性: 目覚めた直後に、ぼんやりとした状態が続くことがあります。
- 生活リズムの乱れ: 毎日同じ時間に仮眠を取らないと、体内時計が乱れる可能性があります。
夕方以降に仮眠を取ると、夜に眠気が来なくなり、寝る時間が遅くなってしまうことがあります。これは、体内時計が混乱し、睡眠のリズムが乱れることが原因と考えられます。
「自分は夕方派。理由は、夕方の静けさが好きだから」という方もいるかもしれませんが、睡眠のためには、できるだけ早い時間に仮眠を済ませるのがおすすめです。
夜の睡眠を妨げない、上手な仮眠の取り方
では、夜の睡眠を妨げずに、仮眠のメリットを最大限に活かすためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?
時間帯
仮眠を取る時間帯は、午後3時までを目安にしましょう。夕方以降に仮眠を取ると、夜の睡眠に影響が出やすくなります。
時間
仮眠の時間は、20分~30分程度が理想的です。これくらいの時間であれば、深い眠りに入り込むことなく、すっきりと目覚めることができます。
45分以上の仮眠を取ると、深い睡眠に入り込み、目覚めた時に「睡眠慣性」と呼ばれる、ぼんやりとした状態が長く続くことがあります。
環境
静かで暗い環境で仮眠を取りましょう。アイマスクや耳栓などを活用するのもおすすめです。
また、横になって寝るのが難しい場合は、椅子に座って、首を支えるクッションなどを使って仮眠を取るのも良いでしょう。
起床後
起床後は、軽いストレッチや深呼吸をして、体を動かすと、すっきりと目覚めることができます。また、冷たい水で顔を洗ったり、軽い運動をしたりするのも効果的です。
快眠のための生活習慣
仮眠以外にも、夜の睡眠の質を高めるためには、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
規則正しい生活
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように心がけましょう。休日も平日と同じ時間に起きるのが理想的です。
適度な運動
適度な運動は、睡眠の質を高める効果があります。ウォーキングや軽いジョギングなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。ただし、寝る直前の激しい運動は、逆効果になることがありますので、避けましょう。
私も、毎日30分程度のウォーキングを続けていますが、以前より眠りやすくなったように感じています。
バランスの取れた食事
バランスの取れた食事は、睡眠の質を高めるために重要です。特に、トリプトファンというアミノ酸は、睡眠を促進する効果があると言われています。トリプトファンは、牛乳やヨーグルト、大豆製品などに多く含まれています。
また、寝る前にカフェインを摂取するのは避けましょう。カフェインは、覚醒作用があり、寝つきを悪くする可能性があります。
リラックスできる環境づくり
寝る前に、リラックスできる環境を整えることも大切です。ぬるめのお風呂に入ったり、アロマテラピーを楽しんだりするのも良いでしょう。また、寝る前にスマートフォンやパソコンなどの画面を見るのは避けましょう。ブルーライトは、睡眠を妨げる可能性があります。
私は、寝る前にアロマを焚いたり、静かな音楽を聴いたりして、リラックスするように心がけています。
まとめ:上手な仮眠で快適な毎日を!
今回は、日中の仮眠とうたた寝が夜の睡眠にどう影響するのか、そして、夜の睡眠を妨げない上手な仮眠の取り方について解説しました。
ポイントは、以下の通りです。
- 仮眠は午後3時までに、20分~30分程度にする
- 静かで暗い環境で仮眠を取る
- 起床後は、軽いストレッチや深呼吸をする
- 規則正しい生活、適度な運動、バランスの取れた食事を心がける
- 寝る前にリラックスできる環境を整える
これらのポイントを参考に、ご自身の生活スタイルに合わせて、仮眠を上手に活用してみてください。快適な睡眠を手に入れて、毎日をいきいきと過ごしましょう!

