「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」…そう思って散歩に出かけるのが日課だったのに、最近、膝に違和感を感じるようになったんです。最初は「ちょっと疲れてるだけかな?」なんて軽く考えていたんですが、だんだん気になるようになってきて…。同じような経験をされている方、いらっしゃいませんか? もしかしたら、それは変形性膝関節症の初期サインかもしれません。今回は、見過ごしがちな初期症状について、一緒に確認していきましょう。
もしかして…変形性膝関節症?
変形性膝関節症は、加齢とともに膝関節の軟骨がすり減り、関節に炎症や痛みが生じる病気です。誰でも年を取れば関節は変化するものですが、その変化のスピードや程度には個人差があります。早期に気づいて適切な対応をすることで、進行を遅らせ、より快適な生活を送るために、まずは初期症状を知ることが大切です。
初期症状を見逃さないで!
変形性膝関節症の初期症状は、日常生活の中で「あれ?」と感じる程度の軽いものが多いため、見過ごされがちです。以下の症状に心当たりがないか、チェックしてみましょう。
立ち上がりや歩き始めの一瞬の痛み
椅子から立ち上がるときや、歩き始めの一歩目に、膝に「ズキッ」とした痛みを感じることはありませんか? これは、関節が動き出す瞬間に、軟骨がすり減っている部分が刺激されることで起こる痛みです。時間が経つと痛みが和らぐこともありますが、放置せずに注意が必要です。
私も経験があります。朝起きて、さあ動こう!とした時に膝に痛みが走るんです。「今日は調子が悪いな」くらいにしか思っていなかったのですが、それが初期症状だったのかもしれませんね。
正座やしゃがむのが辛い
正座やしゃがむ姿勢は、膝関節に大きな負担がかかります。以前は楽にできていたこれらの動作が、最近辛く感じるようになったら、変形性膝関節症のサインかもしれません。関節の可動域が狭くなっている可能性があります。
階段の上り下りが大変
階段の上り下りは、特に膝に負担がかかります。特に、階段を下りるときに膝がガクガクしたり、痛みを感じたりする場合は、注意が必要です。手すりがないと不安…と感じるようになったら、早めに専門家にご相談ください。
私は夕方派。理由は、日中の活動で膝が疲れてくるからなんです。特に階段を下りるときは、一段一段ゆっくりと、手すりを頼りにしています。若い頃はなんともなかったのに、年齢を感じますね。
膝がこわばる感じがする
朝起きたときや、長時間座っていた後に、膝がこわばる感じがすることはありませんか? これは、関節液の循環が悪くなり、関節がスムーズに動かなくなるために起こる現象です。軽いストレッチなどで改善することもありますが、頻繁に起こる場合は注意が必要です。
膝に水が溜まる
膝に水が溜まると、膝が腫れたり、熱を持ったり、曲げ伸ばしがしづらくなったりします。これは、関節内の炎症によって関節液が過剰に分泌されるために起こります。自己判断せずに、必ず医師の診察を受けてください。
医師の見解:初期症状への対処法
変形性膝関節症の初期症状への対処法について、整形外科医のA先生に伺いました。
「変形性膝関節症の初期段階では、症状の進行を遅らせ、痛みを和らげるための対策が重要です。まずは、膝への負担を減らすことを心がけましょう。例えば、体重をコントロールしたり、適切な靴を選んだりすることが大切です。また、膝周りの筋肉を鍛える運動や、関節の柔軟性を保つストレッチも効果的です。痛みが強い場合は、無理をせずに、市販の鎮痛剤を使用するのも一つの方法ですが、漫然と使用せず、必ず医師または薬剤師に相談してください。」
「重要なのは、自己判断で放置せずに、早めに専門医に相談することです。適切な診断を受け、個々の状態に合わせた治療計画を立てることが、症状の進行を遅らせ、より快適な生活を送るための第一歩となります。」
日常生活でできること
日常生活の中で、膝への負担を減らす工夫をすることも大切です。
体重管理
体重が増えると、膝にかかる負担も大きくなります。適正体重を維持するように心がけましょう。バランスの取れた食事と、適度な運動を組み合わせるのが効果的です。
靴選び
クッション性の高い靴を選ぶことで、膝への衝撃を和らげることができます。ハイヒールや底の薄い靴は避け、安定感のある靴を選びましょう。
運動習慣
膝周りの筋肉を鍛えることで、関節を安定させ、痛みを和らげることができます。ウォーキングや水泳などの有酸素運動もおすすめです。ただし、痛みがある場合は無理をせず、医師や理学療法士に相談しながら、適切な運動を行いましょう。
サポーターの活用
膝サポーターを使用することで、関節を安定させ、痛みを軽減することができます。ただし、サポーターに頼りすぎると、筋肉が衰えてしまう可能性もあるため、適切な使用方法を守りましょう。
早期発見・早期対応が大切
変形性膝関節症は、早期に発見し、適切な対応をすることで、進行を遅らせることができます。「これくらい大丈夫」と自己判断せずに、少しでも気になる症状があれば、早めに専門医に相談しましょう。早期発見・早期対応が、あなたの膝の健康を守るための大切な一歩です。
まとめ
今回は、変形性膝関節症の初期サインについてご紹介しました。少しでも気になる症状があれば、放置せずに、まずは専門家に相談してみましょう。私も、これを機に、膝のケアをしっかりとして、これからも元気に散歩を楽しみたいと思います。

