「最近、母の足腰が弱ってきたみたい…」「父の物忘れがひどくなって、心配…」そんな風に感じ始めたら、介護保険のことが頭をよぎるかもしれませんね。でも、「介護認定ってなんだか難しそう…」って思っていませんか?初めてだと、何から手をつければいいのか、どこに相談すればいいのか、不安になるのも当然です。私も、自分の親のことで悩んだ時は、同じように感じました。
介護認定は、介護保険サービスを利用するために必要な、大切な手続きです。でも、決して難しくありません。この記事では、介護認定の流れを、初めての方にもわかりやすく、丁寧に解説していきます。一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」と、毎日欠かさず散歩に出かける友人がいます。でも、私自身は、なぜか夕方の方が調子がいいんですよね。一日を終えて、ゆったりと時間が流れる感じが好きなんです。皆さんも、それぞれに合ったペースで、この記事を読んでみてくださいね。
介護認定って何?簡単に言うと
介護認定は、介護保険サービスを利用するために、どれくらいの介護が必要かを判定するものです。簡単に言うと、「介護保険を使って、どんなサービスを受けられるか」を決めるための、大切なステップなんです。
介護が必要な状態かどうか、どの程度の介護が必要なのかを、客観的に判断するために行われます。認定結果によって、利用できるサービスの種類や量が変わってくるんですよ。
介護認定の流れをステップごとに解説
介護認定は、大きく分けて以下のステップで進んでいきます。
ステップ1:申請
まずは、お住まいの市区町村の窓口で申請を行います。窓口は、役所の介護保険課や、高齢者福祉課などです。申請に必要な書類は、市区町村によって異なる場合がありますので、事前に確認しておくとスムーズです。
申請の際には、介護保険被保険者証(65歳以上の方)または健康保険証(40歳~64歳の方)が必要です。また、申請書には、ご本人の氏名や住所、病名、介護が必要になった理由などを記入します。
申請は、ご本人以外にも、ご家族や成年後見人、地域包括支援センターなどに代行してもらうこともできます。もし、申請の手続きが難しい場合は、遠慮なく相談してみてくださいね。
ステップ2:訪問調査
申請後、市区町村の職員などが、ご自宅や入院先などを訪問し、ご本人の心身の状態について調査を行います。調査員は、ご本人の日常生活の様子や、できること、できないことなどを詳しく聞き取ります。
訪問調査では、74項目の質問に答える形式で、ご本人の状態を確認します。例えば、「食事は自分でできるか」「排泄は自分でできるか」「着替えは自分でできるか」といった内容です。
調査の際には、ご本人の普段の様子を正直に伝えることが大切です。また、ご家族の方も同席して、日頃の状況を補足することもできます。
ステップ3:一次判定
訪問調査の結果をもとに、コンピューターによる一次判定が行われます。一次判定では、訪問調査の結果を、あらかじめ設定された基準に照らし合わせて、介護度を判定します。
一次判定は、あくまでも目安です。一次判定の結果だけで、最終的な介護度が決まるわけではありません。
ステップ4:二次判定(介護認定審査会)
一次判定の結果と、訪問調査の内容、そして、主治医の意見書をもとに、介護認定審査会で二次判定が行われます。
介護認定審査会は、保健・医療・福祉の専門家で構成されています。審査会では、ご本人の心身の状態や、生活環境などを総合的に判断し、最終的な介護度を決定します。
ステップ5:認定結果の通知
審査会の結果に基づいて、市区町村から認定結果が通知されます。認定結果は、介護度(要支援1~2、要介護1~5、非該当)として示されます。
認定結果には、認定された介護度と、有効期間が記載されています。有効期間は、原則として6ヶ月~12ヶ月です。
介護認定の流れ(図解)
- 申請(市区町村の窓口へ)
- 訪問調査(調査員が自宅などを訪問)
- 一次判定(コンピューターによる判定)
- 二次判定(介護認定審査会)(専門家による審査)
- 認定結果の通知(市区町村から通知)
介護認定の流れは、大体こんな感じです。ちょっと長くなりましたが、ひとつひとつ丁寧に説明しました。もし、わからないことがあれば、いつでもお近くの地域包括支援センターに相談してみてくださいね。
介護度って何?どんな種類があるの?
介護度とは、介護保険サービスを利用するために、どれくらいの介護が必要かを段階的に示したものです。介護度は、要支援1~2、要介護1~5、非該当の7段階に分かれています。
- 非該当:介護保険サービスは利用できませんが、市区町村によっては、独自のサービスを利用できる場合があります。
- 要支援1・2:日常生活はほぼ自立していますが、一部の生活支援や介護予防サービスが必要な状態です。
- 要介護1:日常生活に一部介助が必要な状態です。
- 要介護2:日常生活に部分的な介助が必要で、立ち上がりや歩行などに不安定さが見られる状態です。
- 要介護3:日常生活の多くの場面で介助が必要で、理解力や判断力の低下が見られる状態です。
- 要介護4:日常生活のほぼ全般に介助が必要で、意思疎通が困難な場合もある状態です。
- 要介護5:日常生活を自分で行うことがほとんどできず、寝たきりの状態に近い状態です。
介護度によって、利用できるサービスの種類や量、自己負担額などが異なります。例えば、要支援の方は、介護予防サービスを中心に利用し、要介護の方は、訪問介護や通所介護などのサービスを利用します。
介護認定を受ける際のチェックポイント
介護認定を受ける際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
ポイント1:日頃の状況を正確に伝える
訪問調査では、ご本人の日頃の状況を、できるだけ正確に伝えることが大切です。特に、できないことや、困っていることを具体的に伝えるようにしましょう。
例えば、「最近、階段の上り下りがつらくなってきた」「物忘れがひどくなって、同じことを何度も聞いてしまう」といったことを、具体的に伝えましょう。
ポイント2:主治医に相談する
主治医の意見書は、介護認定の重要な判断材料となります。事前に、主治医にご本人の状況を伝え、意見書を書いてもらうように依頼しましょう。
主治医には、病名や症状だけでなく、日常生活で困っていることや、介護が必要になった理由などを詳しく伝えておくと、より適切な意見書を書いてもらえるでしょう。
ポイント3:不安な場合は、地域包括支援センターに相談する
介護認定の手続きや、介護保険サービスについてわからないことや不安なことがあれば、お気軽に地域包括支援センターに相談してください。地域包括支援センターは、高齢者の方やそのご家族を支援するための相談窓口です。専門の相談員が、親身になって相談に乗ってくれます。
地域包括支援センターでは、介護認定の申請代行や、介護サービス計画(ケアプラン)の作成支援なども行っています。
認定結果に納得がいかない場合は?
認定結果に納得がいかない場合は、不服申し立てをすることができます。不服申し立ては、認定結果の通知があった日から60日以内に行う必要があります。
不服申し立てをする際には、なぜ認定結果に納得がいかないのか、具体的な理由を記載した書類を提出します。例えば、「訪問調査の際に、実際の状況が正確に伝えられなかった」「主治医の意見書の内容が、実際の状況と異なっている」といった理由が考えられます。
不服申し立ての手続きは、市区町村の窓口で確認することができます。また、地域包括支援センターでも相談に乗ってくれます。
まとめ:介護認定は、最初の一歩
介護認定は、介護保険サービスを利用するための、最初の一歩です。手続きは、少し複雑に感じるかもしれませんが、決して難しくありません。この記事を参考に、一歩ずつ進んでいきましょう。
もし、わからないことや不安なことがあれば、いつでもお近くの地域包括支援センターに相談してください。専門の相談員が、親身になって相談に乗ってくれます。私たちも、皆さんの介護に関する悩みに寄り添い、応援しています。
介護は、決して一人で抱え込むものではありません。周りの人に頼りながら、安心して介護ができるように、一緒に頑張っていきましょう。

