「最近、ちょっとした段差でつまずきやすくなったな…」と感じることはありませんか? 年齢を重ねると、どうしても筋力やバランス感覚が衰えてくるもの。特に体幹は、体の軸となる部分なので、ここが弱ると転倒のリスクが高まってしまいます。
私も、以前は庭の手入れ中に何度かヒヤッとしたことがありました。「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」と早起きして庭に出るのが日課だったのですが、油断すると足元がおぼつかなくなることがあって…。
でも、ご安心ください! 今回は、椅子に座ってできる簡単な体幹トレーニングをご紹介します。特別な道具は必要ありません。テレビを見ながら、休憩時間になど、気軽にできるものばかりです。毎日の習慣に取り入れて、転倒予防につなげていきましょう!
椅子を使った体幹トレーニングで転倒予防!
ここでは、椅子を使った体幹トレーニングをいくつかご紹介します。無理のない範囲で、ご自身の体力に合わせて行ってください。
トレーニング前の準備
安全にトレーニングを行うために、以下の点に注意しましょう。
- 安定した椅子を選びましょう(キャスター付きの椅子は避けましょう)。
- 滑りにくい床で行いましょう。
- 体調が悪い場合は、無理に行わないようにしましょう。
- 痛みを感じたら、すぐに中止しましょう。
- 水分補給を忘れずに行いましょう。
トレーニングメニュー
各トレーニングは、10回~15回を目安に、1~2セット行いましょう。
1. 椅子座位でのニートゥーチェスト
ステップ1
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。足は床にしっかりとつけましょう。
ステップ2
片方の膝をゆっくりと胸に引き寄せます。この時、背中が丸まらないように注意しましょう。息を吐きながら行います。
ステップ3
ゆっくりと足を下ろし、元の姿勢に戻ります。息を吸いながら行います。
左右交互に繰り返します。お腹の筋肉を意識しながら行うと、より効果的です。
2. 椅子座位でのサイドベント
ステップ1
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。両手を頭の後ろに組みましょう。
ステップ2
体をゆっくりと片側に倒します。この時、お腹の横の筋肉が伸びるのを感じましょう。息を吐きながら行います。
ステップ3
ゆっくりと体を起こし、元の姿勢に戻ります。息を吸いながら行います。
左右交互に繰り返します。無理に倒しすぎないように注意しましょう。
3. 椅子座位でのレッグレイズ
ステップ1
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。手は椅子の端を軽く握っておくと安定します。
ステップ2
両足を揃えて、ゆっくりと床から少し浮かせます。お腹の筋肉を意識しましょう。息を吐きながら行います。
ステップ3
ゆっくりと足を下ろし、元の姿勢に戻ります。息を吸いながら行います。
足を上げすぎると腰に負担がかかるので、無理のない範囲で行いましょう。最初は、足を少し浮かせるだけでも効果があります。
4. 椅子座位でのツイスト
ステップ1
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ります。両手を胸の前で組みましょう。
ステップ2
上半身をゆっくりと片側にひねります。この時、お腹の横の筋肉を意識しましょう。息を吐きながら行います。
ステップ3
ゆっくりと体を正面に戻し、元の姿勢に戻ります。息を吸いながら行います。
左右交互に繰り返します。無理にひねりすぎないように注意しましょう。
5. 椅子からの立ち上がり練習
ステップ1
椅子に浅く腰掛け、足を肩幅に開き、膝を90度に曲げます。手は太ももの上に軽く置きます。
ステップ2
お腹とお尻に力を入れ、ゆっくりと立ち上がりかけます。完全に立ち上がらず、少し腰が浮いた状態をキープします。息を吐きながら行います。
ステップ3
ゆっくりと腰を下ろし、元の姿勢に戻ります。息を吸いながら行います。
最初は数回から始め、徐々に回数を増やしていきましょう。手を使わずに立ち上がれるように意識すると、より効果的です。完全に立ち上がって、ゆっくり座る動作を繰り返しても良いでしょう。
トレーニングのポイント
- 毎日続けることが大切です。
- 無理のない範囲で、少しずつ負荷を上げていきましょう。
- 正しいフォームで行うように心がけましょう。
- トレーニング後は、ストレッチを行いましょう。
日常生活での注意点
トレーニングに加えて、日常生活でも転倒予防を意識することが大切です。
- 歩く際は、足元に注意しましょう。
- 段差や障害物がある場所では、特に注意が必要です。
- 明るい場所で行動するようにしましょう。
- 滑りにくい靴を履きましょう。
- 杖や手すりなどを活用しましょう。
- 定期的に視力検査を受けましょう。
- 家のなかの整理整頓を心掛けましょう。
「自分は夕方派。理由は、一日活動して体が温まっているから、トレーニングしやすいんです」という方もいるかもしれません。ご自身の生活リズムに合わせて、無理なく続けられる時間帯を見つけるのも良いでしょう。
まとめ
今回は、椅子を使った体幹トレーニングをご紹介しました。これらのトレーニングを毎日の習慣に取り入れることで、筋力やバランス感覚を維持し、転倒予防につなげることができます。
何よりも大切なのは、継続することです。焦らず、ゆっくりと、ご自身のペースで続けていきましょう。そして、安全に注意して、健康な毎日を送りましょう!

