ひとり時間を充実

60代からのひとり時間、どう過ごされていますか? 定年退職後、子育てを終えて、あるいは配偶者と離れて… 環境の変化とともに、自由な時間が増えた方も多いのではないでしょうか。でも、その一方で「なんだか毎日が退屈」「誰とも話さない日がある」といった寂しさや孤独を感じている方もいらっしゃるかもしれません。朝は空気が澄んでいて気持ちがいいですよね。私も時々、早起きして近所の公園を散歩しています。でも、正直なところ、私は夕方派なんです。理由は、夕焼けを見ながらゆっくりと時間を過ごすのが好きだから。そんな風に、自分のペースで楽しめることを見つけられたら、ひとり時間も充実するはずです。この記事では、孤独感を減らし、ひとり時間をより豊かにするための趣味や活動のアイデアを、具体的な事例を交えながらご紹介します。気負わず、気軽に試せるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

ひとり時間を充実させるためのヒント:趣味と活動のアイデア集

1. クリエイティブな趣味で自分と向き合う

何かを作り出す喜びは、年齢に関係なく心を豊かにしてくれます。絵を描く、手芸をする、文章を書く… どんなことでも構いません。自分の内側にある創造性を解放してみましょう。

  • 絵を描く/塗り絵:子供の頃以来、絵筆を握っていない…という方も、塗り絵から始めてみませんか? 最近は大人向けの素敵なデザインの塗り絵がたくさんあります。色を塗ることに集中することで、心が落ち着き、リラックスできます。
  • 手芸:編み物、刺繍、パッチワークなど、手芸の種類は豊富です。最初は簡単なものから挑戦し、徐々にステップアップしていくと良いでしょう。完成した作品は、プレゼントとして誰かに贈っても喜ばれます。
  • 俳句/短歌/エッセイ:日々の出来事や感じたことを、短い言葉で表現してみましょう。頭の中で言葉を紡ぐことで、新たな発見があるかもしれません。地域の文芸サークルに参加するのもおすすめです。
  • 料理/お菓子作り:普段作らない料理に挑戦したり、凝ったお菓子を作ったりするのも楽しいものです。レシピサイトや料理教室を活用して、レパートリーを増やしてみましょう。作った料理やスイーツを誰かに振る舞うのも良いですね。

私の友人は、退職後に水彩画を始めました。最初は「絵心がないから…」とためらっていたのですが、地域のカルチャースクールに通い始めたところ、どんどん上達し、今では個展を開くほどになりました。「絵を描いていると、時間が経つのを忘れてしまう」と、とても楽しそうです。

2. 体を動かして心身ともにリフレッシュ

適度な運動は、体力維持だけでなく、心の健康にもつながります。ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

  • ウォーキング/散歩:近所を散歩するだけでも、気分転換になります。公園や川沿いなど、自然を感じられる場所を歩くのがおすすめです。ウォーキング仲間を見つけるのも良いでしょう。
  • ヨガ/ストレッチ:自宅でDVDや動画を見ながら、ヨガやストレッチをするのも良いでしょう。体の柔軟性を高め、リラックス効果も期待できます。ヨガ教室に通うのもおすすめです。
  • ラジオ体操:手軽にできる運動として、ラジオ体操もおすすめです。毎日続けることで、体力維持につながります。
  • ガーデニング/家庭菜園:土いじりは、心身のリラックスに効果的です。花を育てたり、野菜を育てたりすることで、自然との触れ合いを楽しめます。

実は、私も最近ウォーキングを始めました。最初は近所の公園を15分ほど歩くだけでしたが、徐々に距離を伸ばし、今では1時間ほど歩けるようになりました。体を動かすと、気分がすっきりし、夜もぐっすり眠れるようになりました。

3. 学び続けることで好奇心を刺激

新しい知識やスキルを学ぶことは、脳を活性化し、生きがいにつながります。興味のある分野を深く掘り下げたり、新しい分野に挑戦したりしてみましょう。

  • 読書:図書館や書店で、興味のある本を読んでみましょう。小説、ノンフィクション、歴史、科学… どんなジャンルでも構いません。読書会に参加するのもおすすめです。
  • オンライン講座/セミナー:インターネットを利用して、様々な講座やセミナーを受講できます。語学、プログラミング、歴史、芸術など、興味のある分野を学んでみましょう。
  • 地域の講座/教室:公民館やカルチャースクールなどで開催されている講座や教室に参加してみましょう。手芸、料理、絵画、書道など、様々な分野を学べます。
  • 資格取得:興味のある分野の資格取得を目指すのも良いでしょう。資格取得に向けて勉強することで、目標意識を持ち、生活に張り合いが生まれます。

私の知人は、退職後に大学の聴講生になりました。若い学生たちと一緒に授業を受けることで、刺激を受け、毎日がとても充実しているそうです。「学ぶことは、いくつになっても楽しい」と、いつも笑顔で話しています。

4. 社会とのつながりを大切にする

家族や友人との交流はもちろん、地域活動やボランティアに参加することで、社会とのつながりを保ちましょう。誰かの役に立つことは、大きな喜びにつながります。

  • ボランティア活動:地域の清掃活動、高齢者施設でのレクリエーション、子どもたちの学習支援など、様々なボランティア活動があります。自分の得意なことや興味のあることを活かして、社会貢献してみましょう。
  • 地域活動:町内会、自治会、老人会など、地域の活動に参加してみましょう。地域の人々との交流を深め、地域の一員としての意識を持つことができます。
  • 趣味のサークル/コミュニティ:同じ趣味を持つ仲間が集まるサークルやコミュニティに参加してみましょう。情報交換をしたり、一緒に活動したりすることで、新たな出会いがあります。
  • オンラインコミュニティ:インターネット上には、様々なテーマのオンラインコミュニティがあります。興味のあるコミュニティに参加して、他の人と交流してみましょう。

近所のおばあちゃんは、地域の小学校で読み聞かせのボランティアをしています。子どもたちの笑顔を見るのが、何よりの楽しみだそうです。「子どもたちから元気をもらっている」と、いつもおっしゃっています。

5. デジタルツールを活用して世界を広げる

スマートフォンやパソコンなどのデジタルツールを使いこなすことで、情報収集やコミュニケーションの幅が広がります。インターネット、SNS、ビデオ通話などを活用して、世界を広げましょう。

  • インターネット:ニュース、天気予報、レシピ、趣味の情報など、様々な情報をインターネットで調べることができます。オンラインショッピングも便利です。
  • SNS:Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSで、友人や家族とつながったり、興味のある情報を共有したりできます。
  • ビデオ通話:Skype、Zoom、LINEなどのビデオ通話を使って、遠方に住む家族や友人と顔を見ながら話すことができます。
  • オンラインゲーム:オンラインゲームで、他のプレイヤーと協力したり、対戦したりして楽しむことができます。脳の活性化にもつながります。

私の叔母は、スマートフォンを使いこなして、毎日LINEで孫たちと連絡を取り合っています。ビデオ通話で顔を見ながら話すのが、日課になっているそうです。「スマートフォンのおかげで、寂しくなくなった」と、とても喜んでいます。

自分に合った過ごし方を見つけるために

ここまで、様々な趣味や活動のアイデアをご紹介してきましたが、大切なのは、自分に合った過ごし方を見つけることです。あれこれ試してみて、自分が本当に楽しいと感じること、心地よいと感じることを探してみましょう。最初はうまくいかないことや、途中で飽きてしまうこともあるかもしれません。でも、諦めずに、色々なことに挑戦してみてください。きっと、充実したひとり時間を見つけることができるはずです。そして、もし孤独を感じてつらいときは、無理せず誰かに相談してください。家族、友人、地域の相談窓口… 頼れる人は必ずいます。あなた自身のペースで、心豊かな毎日を送ってくださいね。