「朝は空気が澄んでいて気持ちがいい」って言いますけど、私はどうも夕方派なんです。一日が終わって、ゆっくりと夕食の準備をする時間が好きでね。でも、最近ちょっと気になることがあって…。健康診断でカリウムの値が少し高いって言われたんです。カリウムってよく聞くけど、一体何が良いのか、何に注意すればいいのか、正直よくわからなくて。同じように思っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?この記事では、そんなカリウムについて、特に60代の皆さんが気になるであろうポイントに絞って、わかりやすく解説していきますね。
カリウムってどんな役割があるの?
カリウムは、私たちの体にとって必要不可欠なミネラルの一つです。主に細胞の中に存在し、ナトリウムとのバランスを取りながら、体内の水分量や血圧を調整する役割を担っています。また、神経や筋肉の働きを正常に保つためにも重要な役割を果たしているんですよ。不足すると、脱力感や食欲不振といった症状が現れることがあります。
カリウムを多く含む食品を知っておきましょう
カリウムは、多くの食品に含まれています。バランスの良い食事を心がけていれば、通常は不足することはないと言われています。積極的に取りたい食品の例をいくつかご紹介しますね。
野菜
- ほうれん草: 鉄分も豊富で、積極的に摂りたい野菜の一つです。おひたしや炒め物など、色々な料理に使えますね。
- かぼちゃ: 甘くて美味しいかぼちゃ。煮物やスープにするのがおすすめです。
- アボカド: サラダやサンドイッチに。クリーミーな食感が楽しめます。
- トマト: 生で食べても、料理に使っても美味しいトマト。サラダやパスタソースにどうぞ。
- じゃがいも: カリウム含有量が多いことで知られています。煮物や炒め物、ポテトサラダなど、様々な料理で楽しめます。
- 里芋: 煮物やお味噌汁に。独特のぬめりが美味しいですね。
- ブロッコリー: サラダや付け合わせに。茹でてマヨネーズで食べるのが定番ですね。
果物
- バナナ: 手軽に食べられるので、朝食やおやつにぴったりです。
- メロン: 夏の味覚、メロン。みずみずしくて美味しいですね。
- キウイフルーツ: ビタミンCも豊富で、美容にも良いとされています。
- アボカド: (野菜の項目にも記載) 果物としても楽しめます。
- 干しぶどう: 少量でもカリウムを効率的に摂取できます。おやつやヨーグルトに混ぜてどうぞ。
豆類
- 大豆: 豆腐や納豆など、様々な形で食卓に並びます。
- 枝豆: ビールのおつまみに最高ですね。
- インゲン豆: サラダや煮込み料理に。
その他
- 海藻類: わかめや昆布など、味噌汁や煮物によく使われます。
- 乳製品: 牛乳やヨーグルトなど、カルシウムも一緒に摂れます。
- きのこ類: しめじやえのきなど、汁物や炒め物に。
- 肉類: 全般的にカリウムを含みますが、特に赤身の肉に多い傾向があります。
- 魚介類: 魚の種類によってカリウム含有量は異なりますが、全般的にカリウムを含んでいます。
- いも類: じゃがいも、さつまいも、里芋などに多く含まれています。
これらの食品をバランス良く取り入れることで、カリウムを適切に摂取することができます。ただし、腎臓疾患をお持ちの方は、カリウムの摂取量に注意が必要です。次の項目で詳しく解説しますね。
腎臓疾患との関係:カリウム摂取で注意すべきこと
腎臓は、血液中の老廃物や余分な水分を尿として排泄する、重要な役割を担っています。しかし、腎臓の機能が低下すると、カリウムを適切に排泄することができなくなり、血液中のカリウム濃度が上昇してしまうことがあります。これを高カリウム血症と言います。
高カリウム血症になると、吐き気や倦怠感、手足のしびれといった症状が現れることがあります。重症化すると、不整脈を引き起こし、最悪の場合、心停止に至ることもあります。そのため、腎臓疾患をお持ちの方は、カリウムの摂取量を医師や管理栄養士の指示に従って制限する必要があるのです。
私も、健康診断でカリウムの値が高いと言われた時に、先生から「腎臓の機能が少し低下しているかもしれない」と言われました。それから、食事に気を付けるようになり、定期的に検査を受けるようにしています。
カリウム制限が必要な場合、どうすればいいの?
カリウム制限が必要な場合でも、全くカリウムを摂取しないというわけではありません。適切な量を守って、カリウムを摂取することが大切です。具体的には、以下の点に注意しましょう。
- カリウム含有量の多い食品を控える: 上記でご紹介したカリウムを多く含む食品の中でも、特に含有量の多い食品(アボカド、バナナ、干しぶどう、ほうれん草など)は、摂取量に注意が必要です。
- 調理方法を工夫する: 野菜を茹でることで、カリウムを減らすことができます。茹で汁にはカリウムが溶け出すので、必ず捨ててください。また、生の野菜を食べるよりも、加熱した野菜を食べるように心がけましょう。
- 加工食品の表示をよく確認する: 加工食品には、カリウムが多く含まれている場合があります。購入前に、栄養成分表示をよく確認し、カリウム含有量を確認するようにしましょう。
- 水分摂取量を守る: 腎臓の機能が低下している場合、水分摂取量も制限されることがあります。医師の指示に従って、適切な水分摂取量を守りましょう。
- 定期的な検査を受ける: 血液中のカリウム濃度を定期的に検査し、医師の指示に従って適切な治療を受けることが大切です。
「カリウムを減らすために野菜を茹でるなんて、栄養がなくなっちゃうじゃないか」と思われるかもしれませんね。確かに、茹でることで一部の栄養素は失われてしまいます。しかし、高カリウム血症を防ぐためには、カリウム量を調整することが非常に重要です。茹で汁を捨てることで、カリウム量を大幅に減らすことができるので、ぜひ試してみてください。
カリウムを減らす調理方法:具体例
具体的な調理方法をいくつかご紹介しますね。
- ほうれん草のおひたし: ほうれん草を茹でてから水にさらし、水気を絞ってから調味料と和えましょう。
- じゃがいもの煮物: じゃがいもを大きめに切って、水から茹でてアクを取り、調味料と煮込みましょう。
- 野菜炒め: 野菜を事前に茹でてから炒めることで、カリウムを減らすことができます。
これらの調理方法を参考に、普段の食事に取り入れてみてください。また、レシピサイトや料理本などでも、カリウム制限食のレシピが紹介されていますので、参考にしてみるのも良いでしょう。
カリウムとの上手な付き合い方:まとめ
カリウムは、私たちの体にとって大切なミネラルですが、腎臓疾患をお持ちの方は、摂取量に注意が必要です。適切な知識を持って、カリウムと上手く付き合っていくことが大切です。
最後に、この記事で特に覚えていただきたいポイントをまとめます。
- カリウムは、体内の水分量や血圧を調整する、重要な役割を担っている。
- カリウムは、多くの食品に含まれているが、特に野菜、果物、豆類に多く含まれている。
- 腎臓疾患をお持ちの方は、カリウムの摂取量に注意が必要。
- カリウム制限が必要な場合は、カリウム含有量の多い食品を控えたり、調理方法を工夫したりすることが大切。
- 定期的な検査を受け、医師の指示に従って適切な治療を受けることが大切。
私も、この記事を書くにあたって、改めてカリウムについて勉強しました。日々の食事に気を付けて、これからも健康な生活を送りたいと思います。皆さんも、この記事を参考に、カリウムとの上手な付き合い方を見つけてくださいね。
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

