サプリメント、飲んでますか?ちょっと待って!その飲み合わせ、大丈夫?
「朝は空気が澄んでいて気持ちがいいから、散歩がてらドラッグストアに寄って、前から気になっていたサプリメントを買ってみたの。なんだか体がだるくて、疲れが取れにくい気がするから、良さそうなものをいくつか…」なんてこと、ありませんか? 60代の皆さんは、健康意識が高い方が多いですよね。私もその一人です。でも、ちょっと待ってください! サプリメント、本当に安全に飲めていますか?
テレビや雑誌で紹介されているサプリメント、インターネットの広告で目に飛び込んでくるサプリメント…魅力的な言葉が並んでいますが、安易に飛びついてしまうのは危険かもしれません。 特に、お薬を常用されている方は要注意です。サプリメントと薬の飲み合わせによっては、思わぬ影響が出てしまうことがあるんです。
今回の記事では、サプリメントと薬の飲み合わせについて、60代の皆さんに知っておいていただきたい注意点をお伝えします。専門的な話はなるべく避け、分かりやすく、そして親しみやすい言葉で解説していきますね。 ぜひ、最後まで読んで、ご自身の健康管理に役立ててください。
なぜ飲み合わせに注意が必要なの?
「自分は夕方派。理由は、朝はどうも体が重くて…サプリメントを飲むのも億劫になっちゃうのよね」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。それはさておき、なぜサプリメントと薬の飲み合わせに注意が必要なのでしょうか?
私たちの体の中で、薬やサプリメントは様々な経路を通って吸収され、効果を発揮し、最終的には分解・排出されます。 この過程で、薬とサプリメントが互いに影響を及ぼし合うことがあるのです。
例えば、あるサプリメントが薬の吸収を阻害してしまったり、逆に薬の効果を強めてしまったりすることがあります。 また、肝臓や腎臓といった臓器に負担をかけ、副作用のリスクを高めてしまう可能性も考えられます。
サプリメントは食品として扱われることが多いため、薬のように厳密な品質管理や臨床試験が行われていない場合があります。 そのため、成分の含有量が表示と異なっていたり、予期せぬ成分が含まれていたりする可能性も否定できません。
特に、60代になると、複数の疾患を抱えていたり、様々な薬を服用していたりする方が増えてきます。 そのため、サプリメントと薬の飲み合わせによる影響を受けやすくなると言えるでしょう。
注意が必要なサプリメントの成分例
「最近、友達が〇〇のサプリメントを飲み始めたって言ってたわ。私も試してみようかしら…」というお話もよく耳にします。でも、ちょっと待ってください。どんな成分が含まれているか、ちゃんと確認しましたか?
ここでは、特に注意が必要なサプリメントの成分例をいくつかご紹介します。
ビタミンK
ビタミンKは、血液を凝固させる作用があります。そのため、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用している方は、ビタミンKを多く含むサプリメント(クロレラ、スピルリナなど)を摂取すると、薬の効果を弱めてしまう可能性があります。
ビタミンE
ビタミンEにも、血液をサラサラにする作用があります。そのため、血液をサラサラにする薬(抗血小板薬)を服用している方が、ビタミンEを大量に摂取すると、出血しやすくなる可能性があります。
セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは、抗うつ作用があるとされるハーブです。しかし、多くの薬の代謝に関わる酵素に影響を与えるため、様々な薬の効果を弱めてしまったり、強めてしまったりする可能性があります。
グレープフルーツジュース
「え?グレープフルーツジュースも?」と思われた方もいるかもしれませんね。実は、グレープフルーツジュースに含まれる成分が、一部の薬の代謝を阻害し、薬の効果を強めてしまうことがあります。サプリメントではありませんが、薬を服用する際は避けるようにしましょう。
これらの成分以外にも、注意が必要なサプリメントはたくさんあります。成分表示をよく確認し、少しでも不安に感じたら、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。
薬との併用で特に気をつけたいこと
「若い頃は、徹夜明けでも平気だったのに、最近は無理がきかなくなってきたわ…」年齢を重ねると、体の変化を感じることが多くなりますよね。薬との付き合い方も、若い頃とは変わってくるはずです。
ここでは、薬との併用で特に気をつけたいことをご紹介します。
服用中の薬をすべて把握する
まずは、自分がどんな薬を服用しているのかをきちんと把握することが大切です。お薬手帳を活用したり、医師や薬剤師に確認したりして、服用中の薬の名前、量、服用方法などを正確に把握しておきましょう。
サプリメントの成分をよく確認する
サプリメントを選ぶ際は、成分表示をよく確認し、どんな成分が含まれているのか、含有量はどのくらいなのかを確認しましょう。不明な点があれば、メーカーに問い合わせるなどして、情報を集めるようにしましょう。
複数のサプリメントを同時に摂取しない
「あれもこれも良さそうだから…」と、複数のサプリメントを同時に摂取するのは避けましょう。それぞれのサプリメントが、薬や他のサプリメントとどのように影響し合うのか、予測が難しくなります。
体調の変化に注意する
サプリメントを飲み始めたら、体調の変化に注意しましょう。いつもと違う症状が現れたり、体調が悪くなったりした場合は、すぐにサプリメントの摂取を中止し、医師に相談してください。
医師との相談はなぜ大切?どんなことを聞けばいいの?
「病院の先生って、なんだか質問しにくい雰囲気なのよね…」と感じている方もいるかもしれませんね。でも、勇気を出して、医師に相談してみましょう。あなたの健康を守るために、医師はあなたの味方です。
医師との相談は、サプリメントと薬の飲み合わせについて、最も確実な情報を得るための手段です。医師は、あなたの病歴や服用中の薬、現在の健康状態などを総合的に判断し、適切なアドバイスをしてくれます。
医師に相談する際のポイント
医師に相談する際は、以下の点を伝えるようにしましょう。
- 服用中の薬の名前、量、服用方法
- 服用したいサプリメントの名前、成分、含有量
- サプリメントを服用する目的
- アレルギーの有無
- 過去の病歴
- 現在の健康状態
医師に質問する内容の例
以下の質問例を参考に、気になることを遠慮なく聞いてみましょう。
- このサプリメントは、私が服用している薬と飲み合わせても大丈夫ですか?
- このサプリメントは、私の健康状態に合っていますか?
- このサプリメントを服用することで、どんな効果が期待できますか?
- このサプリメントを服用する際の注意点はありますか?
- このサプリメントの代わりに、他の方法で健康を維持することはできますか?
医師に相談する際は、メモを持参したり、質問したい内容を事前にまとめておいたりすると、スムーズに相談を進めることができます。
まとめ:賢くサプリメントと付き合おう
「健康のために始めたサプリメントが、かえって健康を損ねてしまう…」そんな悲しいことにならないように、サプリメントとの付き合い方を見直してみましょう。
今回の記事では、サプリメントと薬の飲み合わせについて、注意点や医師との相談の重要性について解説しました。サプリメントは、あくまで健康をサポートするものであり、薬の代わりになるものではありません。
大切なのは、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠といった、健康的な生活習慣を心がけることです。サプリメントは、あくまで補助的なものとして考え、賢く利用するようにしましょう。
そして、少しでも不安に感じたら、必ず医師や薬剤師に相談してください。あなたの健康を守るために、専門家のアドバイスは不可欠です。
60代からの健康は、自分で守るものです。正しい知識を身につけ、賢くサプリメントと付き合い、いつまでも元気で過ごしましょう!

